まもなく提供開始と報じられていたNothing Phone (1)向けのAndroid 13が発表されました。
Android 13をベースにしたNothing OS 1.5の正式提供は2023年初頭。オープンベータプログラムに参加すると、いち早くアップデートを適用できます。
外注コードを内製コードに置き換え
Nothing OS 1.5では、Android 13をベースにすることで、壁紙から色を抽出して生成されるカラーパレットが増えた新しいMaterial Youに対応します。
さらに、アプリごとの言語設定やプライバシーが強化されたフォトピッカー、必須化された通知機能、アプリ権限の刷新、クイック設定パネルにQRコード読み取り機能、スクショと同じコピーしたテキストのプレビュー機能、新デザインのメディアコントロール、アクティブなバックグラウンドアプリを通知画面から閉じれる機能、動画再生時など音声の字幕機能、新しい音量調整UIが追加。
他にもアプリの読み込み速度が最大50%向上したことで素早く動作するようになり、頻繁に使用するアプリケーションの読み込み時間を短縮するバックグラウンドメモリの増加、未使用のキャッシュや期限切れのシステムダンプのクリアによって新品のように使い続けられる自己修復機能、ゲームモードの改善(光による通知の新UI、Googleゲームダッシュボードの追加、スクショ、画面録画、FPS表示、おやすみモード対応)なども行われます。
NothingのカールペイCEOによれば、外注コードを内製コードに置き換える目には見えない大規模な作業も行われており、システムをよりスムーズに、より安定化させることができたとの説明しています。
ベータ版のAndroid 13をいち早く入手するにはオープンベータプログラムにアクセスしてIMEI番号やビルド番号、メールアドレス、名前、生年月日、居住地、購入元を入力する必要があります。
なお、Nothingはベータ版をダウンロードする前にバックアップすることを推奨しており、ベータ版を利用したことによる損失等に責任を負わないと説明しています。
- 電話アプリを起動する
- 「*#06#」を入力する
- IMEI番号をコピーする
- 設定画面を表示する
- 「デバイス情報」に進む
- 「ソフトウェア情報」をタップ
- 「ビルド番号」を長押しして「コピー」をタップする
アメリカでの販売を予告
Nothing Phone (1)は優れたデザインとスケルトンの背面と900個のLEDで光るGlyphが強烈なインパクトを与え、世界中で大きな注目を集めて日本を含む各地で発売され、これまでに50万台を売り上げています。
この中にアメリカは含まれておらず、世界で最も巨大な市場の1つで販売される時期はNothing Phone (2)になると予想されていましたが、カールペイCEOはアメリカの発売に向けて準備を進めており、テストプログラムを通じた販売を予告しています。
Preparing for a US launch 🇺🇸
— Carl Pei (@getpeid) December 15, 2022
While Android 13 Open Beta is gradually being rolled out in our existing markets, we will be extending it to the US market via a testing program with access to Phone (1). Would love to get feedback from our community there. Stay tuned.
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