これは便利。Pixel 6に文字入力で音声通話に返答できる「通話の自動字幕起こし」が追加
3月8日、Googleが3ヶ月に1度の大規模な機能追加アップデート「Feature Drops」の配信を開始しました。今回のアップデートでFeature Dropsの提供は10回目です。
今日からほぼすべてのPixelスマートフォンユーザーにアップデートが配信されますが、キャリアやデバイスによっては今日から来週にかけて順次提供されるとのこと。
また、あまりにも多くの不具合が発生してるPixel 6|6 Proには3月末にアップデートが提供される予定です。
Feature Dropsのアップデート内容
10回目となるFeature Dropsのアップデート内容は以下のとおりです。
新機能 | Pixel 6|6 Pro | Pixel 3a〜5a |
---|---|---|
通話の自動字幕起こし | ◯ | X |
Snapchatで「夜景モード」 | ◯ | X |
「自動翻訳」のイタリア語、スペイン語対応 | ◯ | X |
「通訳モード」のイタリア語、フランス語、スペイン語対応 | ◯ | X |
「レコーダー」アプリのスペイン語、イタリア語対応 | ◯ | X |
バッテリーウィジェット | ◯ | ◯ |
カスタムテキストステッカー | ◯ (日本語非対応) | ◯ (日本語非対応) |
At a Glanceの機能拡充 | ◯ | ◯ |
待ち時間 | ◯ (日本語非対応) | ◯ (日本語非対応) |
Direct My Call | ◯ (日本語非対応) | ◯ (日本語非対応) |
国際女性デーをテーマにした新しい壁紙 | ◯ | ◯ |
Snapchatで標準カメラの「夜景モード」が利用可能に
Pixel 6|Pixel 6 Proでは、背面をタップすると画面ロックを解除することなくSnapchatのカメラを起動して写真を撮影できる「Quick Tap to Snap」が追加され、Pixel 6 Proの超広角レンズによるセルフィも可能になりました。
今回のPixel Feature Dropでは、SnapchatとPixel 6|Pixel 6 Proのカメラがさらに強化されて、標準カメラアプリの「夜景モード」をSnapchatでも利用できるようになります。
音声通話をキーボードで返信できる「通話の自動字幕起こし」
電話がかかってきた時に電車などに乗っていると声を出せず、電話を受け取れない時がありますが、Pixel 6|6 Proでは声を出さずにキーボードで会話することが可能になります。
使い方はカンタンで、着信画面にて音量ボタンを押したあと、音声を自動で書き起こしてくれる「自動字幕起こし」のアイコンをオンにすると、相手が話している内容が文字に書き起こされるので、キーボードのアイコンをタップして文字を入力して送信ボタンをタップします。
すると送信したメッセージをシステムが読み上げることで、自分は声を発することなく相手と通話ができます。なお、残念ながら翻訳機能には対応していません。
ロック画面やホーム画面でワイヤレスイヤホンのバッテリー残量を表示
ロック画面やホーム画面の左上に固定表示される「At a Glance」にワイヤレスイヤホンなどペアリングされたBluetoothデバイスのバッテリー残量や地震警報、緊急情報サービスアプリのカウントダウン、明日が休日の時にアラームをオフにするリマインダーが新たに表示されます。
なお、Bluetoothデバイスのバッテリー残量は新たに追加されたウィジェットでも利用できます。
カスタムテキストステッカー
メッセージアプリにてGboardで英語(U.S.)を入力している文字をステッカーに変換できるようになります。
例えば、Happy Birthday Jen🎂と入力すると、予測変換にステッカーが表示されるので、タップすると誕生日に関連したステッカーが表示され「Happy Birthday Jen」が反映されたステッカーを入力できます。
その他
- 「リアルタイム翻訳」がスペイン語に対応。日本語や英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語に翻訳可能に
- 音声通話にて自動応答システムにかける際、通話の音声を文字変換する「Direct My Call」と、電話をかけた際におおよその待ち時間を把握できる「待ち時間」がPixel 3a以降で利用可能に。いずれも日本では利用不可
- レコーダーアプリがイタリア語とスペイン語の書き起こしに対応
- スペイン語やイタリア語、フランス語でGoogleアシスタントのクイックフレーズ(OK Googleなしで「スクリーンショットを撮って」等が利用できる)
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