- GoogleのAndroidでデフォルトに設定されているGoogle検索に対し、独占禁止法観点で厳しい眼差しが向けられている。
- これに対応するために、Googleはデフォルト検索を利用者に強いる姿勢が見直される可能性あり。
- 新たな検索エンジンの項目は隠し項目としてAndroid 14 QPR2 Beta 3で確認され、間もなく公開予定。
Google Pixelのホーム画面「Pixel Launcher」では、ホーム画面に固定表示される検索ウィンドウに文字を入力するだけで、世界中のウェブサイトから必要なページを検索することができます。
もちろんGoogleの検索サービスを利用することになりますが、TelegramのGoogle Newsに投稿された情報によれば、Android 14 QPR2 Beta 3では、Pixel Launcherの設定画面に「検索エンジン」の項目が追加され、ウェブ検索に使用するアプリを選択できるそうです。
Googleが開発するAndroidでGoogleの検索サービスがデフォルトに設定されている状況はスマートフォンが普及し始めてから約15年もの間、当たり前のことでしたが、あまりにも強い力を持ち、圧倒的な資金力によって検索市場から競争を取り除こうとする姿勢に対して、ここ最近では反トラスト法/独占禁止法の観点で厳しい目が向けられています。
そういった状況もあってGoogleはデフォルトの検索サービスを利用者に強いる姿勢を和らげるのかもしれません。
なお、今回発見された検索エンジンの項目はAndroid 14 QPR2 Beta 3にアップデートしただけでは利用できない隠し項目となっていますが、提供までにそれほど時間はかからないものと思われます。
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