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Tweetbot 4 for Twitter、タイムラインのストリーミングを削除。通知は数分の遅延・無効化も

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Yusuke Sakakura更新日:2018/08/16 8:11
Tweetbot 4 for Twitter、タイムラインのストリーミングを削除。通知は数分の遅延・無効化も

8月16日、人気のTwitterクライアントアプリ「Tweetbot 4 for Twitter」の最新版となるバージョン4.9がApp Storeでリリースされた。

今回のバージョンは、Twitterが提供するAPIの仕様変更および削除によるもので、人気のタイムラインをリアルタイムに更新するストリーミング機能が削除されている。

ストリーミング廃止、通知は遅延・無効化。Apple Watchアプリも削除

予告どおりTwitterは、現地時間8月16日をもってタイムラインや通知をリアルタイムに取得できる「User Streams API」を廃止する。

Twitterは「User Streams API」の廃止発表と共に新しい「Account Activity API」の提供を行ったが、中継サーバが必要になり、利用には料金が発生することから(無料プランも用意されているが15アカウント/Appの制限があり実用的ではない)、新APIへの移行を断念する開発者が多く、ユーザーは「User Streams API」によって実現されていたリアルタイムにタイムラインや通知機能を取得する機能が利用できなくなってしまう。

実際に、ここ数日間で多くのサードパーティアプリがアップデートを実施したが、関連機能の変更・削除を行っている。なかにはアプリの開発および提供を中止する開発者もいた。それほど大きなインパクトのあるAPIが廃止されるということだ。

当然、人気のTwitterアプリ「Tweetbot 4 for Twitter」も例外ではない。8月16日に提供されたバージョンでは、リアルタイムにタイムラインを更新するストリーミング機能が削除され、1〜2分ごとに自動更新する仕様になった。また、いいねやリツイート、フォロー、引用ツイートに関する通知が無効になり、メンションやダイレクトメッセージの通知には数分間の遅延が発生する。

APIの廃止によってアクティビティ関連のデータを取得できないため、「アクティビティとスタッツ」、アクティビティに関する機能をApple Watchアプリも削除されている。

なお、APIの廃止はTwitterによって実施されるため、アプリをアップデートしなくてもTwitterがAPIを廃止したタイミングで関連する機能は利用できなくなる。

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