世界トップのスマートフォンメーカーに成長し、ここ数年日本でも存在感を示している中国のXiaomi(シャオミ)が“Mi”ブランドを廃止すると報じられた。
“Mi”ブランドの廃止は今月上旬に発表したフルスクリーンのスマートフォン「Xiaomi MIX 4」から始まっているという。
Miブランドの誕生から10年
XiaomiのMiブランドは、カスタムROMとして2010年8月に公開されたMIUIが最初。Android 2.2 Froyoをベースにインターフェースを大胆にカスタマイズして高く評価された。
MIブランドを冠した最初のスマートフォンは、Snapdragon S3、1GBのメモリ、4インチ/854×480ピクセルの液晶ディスプレイを搭載するなど、フラグシップクラスの性能とAndroid 2.3 GingerbreadをベースにしたMIUIを搭載する「Mi1」で2011年末に発売されている。
最初のスマートフォンが登場してから今年で10年。XiaomiはMiブランドを廃止して会社名の“Xiaomi”に置き換えるようだ。Miブランドはスマートフォンだけでなく、スマートウォッチや空気清浄機、スマートカメラ、体組成計、ワイヤレスイヤホン、ハンディクリーナーといった家電製品にも使用されているが、XDAによれば今後発売されるすべての製品で同様に変更されるという。
Now, ten years after launching the first smartphone bearing the Mi brand, Xiaomi is ready to make a big change: It’s dropping “Mi” from its product names going forward. This change in branding started with the company’s recently-released MIX 4 smartphone, and a representative for the company told XDA that all of its upcoming products will follow suit.
なお、シャオミは9月15日に新製品発表会を開催することを発表済み。このイベントでは、タブレットの「Mi Pad 5」とスマートフォンの「Mi 11T」を発表すると報じられているが、両製品がMiブランドを冠する最後の製品になるかもしれない。
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— Xiaomi (@Xiaomi) August 23, 2021
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