昨年、Mi Note 10の発売と共に日本のスマートフォン市場に参入したシャオミ。7月以降にはauから5G対応の低価格スマートフォン「Mi 10 Lite 5G」を発売する予定だ。
そんななか中国シャオミがRedmi Note 9シリーズのPR動画に原爆シーンを登場させたことでTwitterで批判の声が相次いでいる。
浅草や爆発シーンを描いたPR動画
問題となったのは30Wの急速充電をアピールするシーンだ。寿司を食べた男が空中に浮いて風船のように膨れあがり、建物の天井を突き抜け、日本の観光地である浅草とされる映像が映し出される。男はそのまま上昇して爆発、その後、きのこ雲まで描かれている。
寿司を食べて膨れ上がった男性が長崎に投下された原爆の名称であるファットマンを連想させることや、爆発前に映し出される場所が長崎に投下された原爆の中心地に似ているとの指摘もある。
急速充電と爆発するシーンが全く無関係で意味もよくわからない。むしろバッテリー関連だけに爆発してはいけないような気もする。すでにシャオミは投稿を削除しているがTwitterやYouTubeなどで動画が拡散されている。
UPDATE:2020年5月6日 15:54その後、日本シャオミのTwitterアカウントに謝罪文が掲載されたが、PR動画を投稿した中国シャオミのTwitterアカウントには掲載されず、別製品のPRが投稿されている。また、謝罪文には“弊社”との記載はあるものの日本法人なのか中国シャオミなのかは明記されていない。
弊社、最新製品のプロモーションビデオに関するコメントを掲載します。今後の再発防止に努めます。 pic.twitter.com/ZSXbSZElEi
— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) May 6, 2020
UPDATE:2020年5月8日 10:05さらに、その後中国シャオミのTwitterアカウントにも日本語と英語の両方で謝罪文が投稿された。社内に監査委員会を立ち上げて二度と同じ過ちを犯さないように今後すべての販促資料を慎重に作成し、審査するという。
With deep self-reflection and thorough internal investigation, we’d like to sincerely apologize to those offended in Japan and elsewhere by a recent insensitive video from us. pic.twitter.com/dvcDj6XjHO
— Xiaomi (@Xiaomi) May 7, 2020