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iOS 8からiOS 7に戻すために必ずやっておくべきこと

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Yusuke Sakakura更新日:2014/10/11 23:28
iOS 8からiOS 7に戻すために必ずやっておくべきこと

本日9月18日の早朝に「iOS 8」がリリースされました。

新機能が追加されたり、機能の改善が行われていますが、Dropboxで正常にアップロードできなかったり、LINEでアプリが落ちたり、画像が送れないなどアプリごとに不具合も見つかっています。

そんなこんなでせっかくアップデートしたけど、iOS 7に戻したいという人いるんじゃないでしょうか。

今回は、iOS 8からiOS 7に戻す方法と戻すために必ずやっておくべきことを紹介したいと思います。

通常はiOS 7に戻せないけど、今ならできる!

通常、iPhoneやiPadを最新のバージョンにアップデートすると、前のバージョンに戻すことはできません。

ですが、Macworldによると最新版のiOSがアップデートが配信されてから1日〜2日の極わずかな間なら前のバージョンに戻すことができるようです。
As we mentioned, Apple traditionally stops signing old versions of iOS just a day or two after releasing major updates (such as iOS 8).

引用元:▶ How to upgrade to iOS 8 (and downgrade to iOS 7 if you regret it) | Macworld

iOS 7からiOS 8に戻す方法!

まずは「/Users/○○○/Library/iTunes/iPhone Software Updates」または「/Users/○○○/Library/iTunes/iPad Software Updates」にあるipswファイルを確認しましょう


ちなみに、このipswファイルが作成されるのはiTunesでiPhoneやiPadをアップデートした時だけです。

iPhone単体でアップデートした時にはこのipswファイルが入手できません。また、iOS 8へのアップデートやiTunesのアップデートによってiOS 7.1.2のipswファイルが自動的に削除される可能性もありますが、その場合はiOS 7に戻すことはできません。

※ipswファイルを配布しているサイトもありますが、そのような野良ipswファイルを使ってアップデートして”iPhoneが全く使えなくなってしまいました。どうしたら良いですか?”という相談も過去にありました。野良のipswファイルを使ったことが直接的な理由かはわかりませんが、手を出さない方がよろしいかと思います。

ということで、ここにあるiOS 8にアップデートしたばかりのiPhoneをiOS 7に戻してみたいと思います。


iOS 7.1.2へのアップデートはiPhone単体で行ったので、今回は事前にiOS Dev Centerからダウンロードしておいたipswファイルを使ってみます。


ちなみに、iOS Dev Centerは年額7800円で利用できる開発者向けのサービスで、ipswファイルは最新のOSが配信されると共に消えるので、最新のiOSが配信される前にiOS Dev Centerからダウンロードしておくと良いでしょう。まぁ、配信日が事前に告知されるのはメジャーバージョンだけなんですが・・・

iOSのバージョンを元に戻すには、iPhoneをPCに接続し、iPhoneの画面を表示させたらOptionキー(WindowsならShiftキー)を押しながら「アップデートを確認」をクリックし、ispwファイルを選択します。


あとは画面にしたがって復元すれば、、、

ほらできた。


iOS 7のバックアップを取っておけば、その状態に復元することができます。


これからiOS 8へアップデートする人たちへ!

iOS 7に戻したあと、バックアップから復元する時に注意事項があります。

実は、iTunesにおけるiOSのバックアップは都度、上書きされてしまうので、iOS 8にアップデートした後にバックアップを行うと、iOS 7時点のバックアップが消滅してしまいます。

それを防ぐためには、iOS 7で作成したバックアップファイルをどこか別の場所にコピーしておく必要があります。バックアップファイルは「/Users/○○○/Library/Application Support/MobileSync/Backup」に保存されています。

iOS 8にアップデートする前に必ずやっておくべきこと


ということで、これからiOS 8にアップデートする場合は、「最新のiOSにアップデートしてみたものの、対応していないアプリが多く、使いもにならねー!でも戻せねー!」という状況にならないよう、以下のことを必ずやっておきましょう。
  1. iOS 7のipswファイルをコピーする
  2. iOS 7のiPhoneまたはiPadのバックアップを取る
  3. ↑で作成したバックアップファイルを別の場所にコピーしておく
  4. iTunesでアップデートを行う
  5. 次のアップデートのためにiOS 8のipswファイルをコピーをどこかへ退避させておく

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