完全オフにならないiPhoneのWi-Fi、ショートカットで一発オフに
iPhoneの小ワザ、裏ワザ「iOS 11」以降のiPhone/iPadでは、コントロールセンターからWi-Fiをオフにしてもオフにならず、新たに追加された“未接続”になるよう変更されてしまった。
未接続はいったんWi-Fiとの接続を解除するというもので、場所を移動したり、時間の経過によってWi-Fiが再度オンになってしまうことから多くのユーザーから不満の声があがったが、「iOS 12」でも仕様が変更されることはなかった。
Wi-Fiを完全オフにするには設定画面を起動する必要があるが、「iOS 12」で利用可能になった「ショートカット」を利用すれば、ホーム画面やSiri、ウィジェットから一発でオフにすることができる。
当記事では、ショートカットを使ってWi-Fiを一発で完全オフにする方法を紹介する。
目次
- 1. 「ショートカット」とは?
- 2. Wi-Fiを完全オフにするショートカットを作る
- 3. ホーム画面からWi-Fiを完全オフにする
- 4. ウィジェットからWi-Fiを完全オフにする
- 5. SiriでWi-Fiを完全オフにする
「ショートカット」とは?
iOS 12で利用可能になった「ショートカット」は、特定の操作や一連の操作をホーム画面やウィジェット、Siriからショートカット起動できる機能。
ショートカットを作成するには、App Storeで公開されている「ショートカット」アプリをダウンロードしてアプリ内でシンプルなアルゴリズムを組む必要があるが、非常にカンタンなものでちょっとしたプログラミング関連の勉強にもなる。
ちなみに、ショートカットアプリは「Workflow」として提供されていたものをAppleが買収し、Workflowでは不可能だったWi-Fiなどの標準機能をショートカットに取り込めるようになり、インターフェースも大幅に改良。日本語にも対応したことで非常に使いやすくなっている。
過去に挫折したことがある人も再トライすべき機能だ。
Wi-Fiを完全オフにするショートカットを作る
ショートカットアプリをダウンロードして以下の手順でショートカットを作成するか、こちらのiCloudリンクにアクセスして登録することもできます。便利なiCloudリンクの使い方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
- 1. 「ショートカット」アプリをAppStoreからダウンロードする
- 2. アプリを起動して「ショートカットを作成」タップ
- 3. 検索バーに「Wi-Fi」と入力
- 4. 「Wi-Fiを設定」を選択
- 5. 追加された“Wi-Fiを設定”カードにあるスイッチをオフにする
- 6. 右上のアイコンをタップ
- 7. 「名前」や「アイコン」を変更する
- 8. 右上の「完了」をタップする
ホーム画面からWi-Fiを完全オフにする
- 1. ショートカットアプリを起動する
- 2. 作成したショートカットの右上にある「●●●」をタップする
- 3. 右上のアイコンをタップする
- 4. 「ホーム画面に追加」をタップする
- 5. Safariが起動したらシェアアイコンをタップする
- 6. 「ホーム画面に追加」をタップする
- 7. 名前を変更して右上の「追加」をタップする
- 8. ホーム画面に追加されたアイコンをタップするとWi-Fiが完全オフになる
ウィジェットからWi-Fiを完全オフにする
- 1. ホーム画面を一番左までスワイプする
- 2. 「編集」をタップ
- 3. ショートカットの横にある「+」をタップする
- 4. ウィジェットが追加されたら、「Wi-Fiを完全オフ」をタップする
SiriでWi-Fiを完全オフにする
- 1. ショートカットアプリを起動する
- 2. 作成したショートカットの右上にある「●●●」をタップする
- 3. 右上のアイコンをタップする
- 4. 「Siriに追加」をタップする
- 5. 画面下部の赤いボタンをタップしてショートカットを起動するフレーズを登録する
- 6. 「Hey Siri (登録したフレーズ)」と話しかける