おしゃれなiPhoneのホーム画面を作るアレンジのやり方・アプリまとめ
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

iOS|iPadOSの「ウィジェット」機能を使うことで、iPhoneやiPadのホーム画面をおしゃれにアレンジすることができます。
ウィジェット機能は、アプリを起動することなく、ホーム画面で天気や気温、カレンダー、メール、スマホ決済の残高、バッテリー残量などを一目で確認できる機能ですが、アレンジアプリを利用することで、お気に入りの写真や画像をホーム画面に追加することもできます。
この記事では、おしゃれなウィジェットや壁紙、アプリアイコンの探し方など、iPhoneのホーム画面を作るアレンジのやり方やアプリの使い方をまとめています。
カンタンにできるおしゃれなホーム画面の作り方

おしゃれなホーム画面を作る方法は2つあります。
1つは、自分が好きな写真や画像、壁紙、アプリのアイコンを用意してオリジナルのホーム画面を作る方法です。かなり時間がかかりますが、世界で自分だけのホーム画面を作ることができます。
もう1つは、ある程度デザインの決まったテーマ機能を利用して、大枠を作ってから自分好みにアレンジする方法です。自分だけのオリジナルではないものの、時間をかけずカンタンにアレンジができます。
どの方法でも欠かせないのがウィジェットアプリです。アプリの種類はいくつもありますが、厳選した以下3つのアプリを使うだけでカンタンに作れます。事前にダウンロードしておきましょう。
おすすめのアプリ名 | 対応するウィジェット | 概要 |
---|---|---|
フォトウィジェット | 写真 | 統一感のあるおしゃれなアプリのアイコンや壁紙、ウィジェットまでダウンロードできる「テーマ」機能つきの多機能アプリ。手軽におしゃれなホーム画面を作りたいなら最もおすすめのアプリ |
Widgetsmith |
|
多機能なナンバーワンウィジェットアプリ。無料で写真や時計、カレンダーなど多くのウィジェットに対応しています。おしゃれなホーム画面を作るための必須アプリ |
Photo Album | 写真 | 写真ウィジェットならこのアプリ。複数の写真をランダムで表示できるほか、画像を変更できる時間の調整や画像の明るさ調整も可能。日本語にも対応しています。 |
超カンタンにオシャレなホーム画面を作る方法

時間をかけずカンタンにオシャレなホーム画面を作りたいのであれば、人気アプリ「フォトウィジェット」のテーマ機能を使いましょう。
以下の手順に従って利用すれば、かなり時間のかかるオシャレな壁紙やアプリのアイコン集めをショートカットして、めちゃくちゃカンタンにホーム画面をアレンジできます。
自分好みのテーマを探す
統一感のある壁紙やアプリのアイコンを探すのは非常に時間がかかります。そういった時に便利なのが統一感のある壁紙やアプリのアイコン、ウィジェットをセットにした「テーマ」です。
以下の手順を参考に壁紙やアプリのアイコン、ウィジェットを保存しましょう。
- Photowidgetアプリを起動して、テーマタブから好みのテーマを探します。目的のテーマを探すのに画面上部に表示されるカテゴリが役に立ちます。利用したいテーマが見つかったら選択しましょう
- 「広告を見て保存する」ボタンを押して、壁紙やウィジェットの横に表示される「保存」ボタンをタップします
- 次に必要なアイコンを選択して「XX個のアイコンを追加する」ボタンを押しましょう。「プロファイルをダウンロード」ボタンを押します
- ダウンロードの「許可」を選択して、「閉じる」をタップします
- ダウンロードが完了したら「設定アプリを開く」ボタンを押して、“ダウンロード済みプロファイル”から保存したプロファイルを選択します
- 画面右上の「インストール」をタップして、パスコードを入力します
- 画面右上の「インストール」をタップして、もう一度「インストール」をタップしましょう
- 画面右上の「完了」をタップしてホーム画面に戻ると、アプリアイコンが追加されています。
写真ウィジェットの作り方
テーマに含まれているウィジェットは種類が限定されているので、自作する必要があります。
ウィジェットを自作すれば、好きなアーティストや有名人、芸能人、オシャレな写真をホーム画面で常に表示することができます。
- Photowidgetアプリを起動して、ウィジェットタブに進みます。画面上部に表示されているメニューから作成したい「写真」を選びましょう
- 「アルバムを作成する」をタップしたら、画面右下に表示される「+」アイコンをタップします
- ウィジェットに表示したい写真を選択して画面右上の「完了」をタップしましょう。なお、写真は最大で100枚まで追加できます
- 最後にアルバム名を変更します。画面右上のメニューアイコンをタップ後、「アルバム名の変更」を選択して名前を入力後、「確認」をタップします
- ウィジェットを保存したらホーム画面の余白を長押しして、画面左上に表示される「+」をタップ後、検索バーに「Photowidget」と入力します
- 「ウィジェットを追加」ボタンを押して、ホーム画面に追加されたウィジェットをタップします
- “Widget Type”の「選択」をタップして、写真を選択しましょう
- “アルバム選択”の「選択」をタップして、保存したウィジェットのアルバム名を選択します
- 画面の暗い余白部分をタップ後、画面右上の「完了」をタップしたら追加完了です
カレンダー・時計ウィジェットの作り方
フォトウィジェットでは、カレンダーや時計、バッテリー残量など、役に立つウィジェットを追加することもできます。
- Photowidgetアプリを起動してウィジェットタブに進みます。画面上部に表示されているメニューから作成したい「カレンダー」または「時計」を選びましょう
- 「アルバムを作成する」をタップして「スタイル変更」に進みます
- いろんなデザインのウィジェットが表示されるので、好みのスタイルを選択しましょう。画面右上のサイズボタンをタップすると、サイズごとのデザインを確認できます
- ウィジェットの背景に写真を表示したい場合は「写真を追加/変更する」をタップして、写真を追加しましょう
- 次にホーム画面の雰囲気に合うウィジェットの背景色や枠色、文字色、フォントを変更します
- カレンダーウィジェットの場合は「月曜始まりに設定」「月表記」「言語選択」など、細かなオプションを調整できます
- 最後にアルバム名を変更します。画面右上のメニューアイコンをタップ後、「アルバム名の変更」を選択して名前を入力後、「確認」をタップします
- ウィジェットを保存したらホーム画面の余白を長押しして、画面左上に表示される「+」をタップ後、検索バーに「Photowidget」と入力します
- 「ウィジェットを追加」ボタンを押して、ホーム画面に追加されたウィジェットをタップします
- “Widget Type”の「選択」をタップして、カレンダーを選択しましょう
- “アルバム選択”の「選択」をタップして、保存したウィジェットのアルバム名を選択します
- 画面の暗い余白部分をタップ後、画面右上の「完了」をタップしたら追加完了です
オシャレなウィジェットの作り方
ウィジェットを自分で作るのが面倒くさいなら、すでに作られたおすすめウィジェットを追加することもできます。以下の手順を参考にウィジェットを追加しましょう。
- Photowidgetアプリを起動して、ウィジェットタブに進んで「おすすめ」にて好きなデザインのウィジェットを選択します
- 「広告を見て続く」ボタンをタップするとウィジェットが保存されます
- ウィジェットを保存したらホーム画面の余白を長押しして、画面左上に表示される「+」をタップ後、検索バーに「Photowidget」と入力します
- 「ウィジェットを追加」ボタンを押して、ホーム画面に追加されたウィジェットをタップします
- “Widget Type”の「選択」をタップして、保存したウィジェットの種類を選択しましょう
- “アルバム選択”の「選択」をタップして、保存したウィジェットのアルバム名を選択します
- 画面の暗い余白部分をタップ後、画面右上の「完了」をタップしたら追加完了です
自分だけのオリジナルなホーム画面を作る方法

自分だけのオリジナルなホーム画面を作りたいのであれば、フォトウィジェットを使わず、時間をかけて自分好みの壁紙やアプリのアイコンを集めて、人気アプリ「Widgetsmith」でウィジェット機能をデザインしましょう。
カッコいい・かわいい壁紙やアプリアイコンの探し方、使いやすいウィジェットの配置の仕方、アプリアイコンの変更方法など、透明に見える空白アイコンの作り方など、オリジナルなホーム画面を作るために必要なことをすべて解説する完全ガイドです。
時計・日付ウィジェットを作る

iOS標準の時計ウィジェットも用意されていますが、残念ながらデザインをアレンジできません。ホーム画面のデザインに合わせた時計/日付ウィジェットを置きたいのであれば、人気アプリの「Widgetsmith」を使うと上記のような時計・日付ウィジェットを作ることができます。
- Widgetsmithを起動してウィジェットを作成します。小サイズ(2x2)のウィジェットを追加する場合は「Add Small Widget」、中サイズ(2x4)のウィジェットは「Add Medium Widget」、大サイズ(4x4)のウィジェットは「Add Large Widget」を選択しましょう
- 画面を下にスクロールして“DATE”から好みのデザインを選んで「Aesthetic / Theme」をタップします
- 好みのテーマを選択したら「Customize Theme」をタップして、ウィジェットの文字色(Tint Color)、背景色(Background Color)、枠の色(Border Color)を変更します
- 変更が完了したら画面右上の「Save」をタップ後、「Apply To Widget Only」(作成中のウィジェットに変更を適用)または「Update Theme Everywhere」(全ウィジェットに適用)をタップします
- 画面左上をタップして1つ前の画面に戻ります。画面上部の中央をタップして名前を変更して「Save」をタップしたらウィジェットの作成は完了です
カレンダーウィジェットを作る

数多くあるカレンダーアプリですが、ウィジェットに対応していないアプリも多く、ウィジェットが利用できてもホーム画面に合うようにデザインを変えられないものがほどんとです。
自分好みにデザインをカスタムしたウィジェットを使いたい場合は人気アプリの「Widgetsmith」を使いましょう。上記のようなカレンダーウィジェットが作れます。
- Widgetsmithを起動してウィジェットを作成します。小サイズ(2x2)のウィジェットを追加する場合は「Add Small Widget」、中サイズ(2x4)のウィジェットは「Add Medium Widget」、大サイズ(4x4)のウィジェットは「Add Large Widget」を選択しましょう
- 画面を下にスクロールして“DATE”から(小サイズの場合は「Month」を選択)、好みのデザインを選んで「Aesthetic / Theme」をタップします
- 最初に好みのテーマを選択したら「Customize Theme」をタップして、自分好みの文字色(Tint Color)、背景色(Background Color)、枠の色(Border Color)に変更します
- 変更が完了したら画面右上の「Save」をタップ後、「Apply To Widget Only」(作成中のウィジェットに変更を適用)または「Update Theme Everywhere」(全ウィジェットに適用)をタップしましょう
- 画面左上をタップして1つ前の画面に戻ります。画面上部の中央をタップして名前を変更して「Save」をタップしたらウィジェットの作成は完了です
写真ウィジェットを作る

写真ウィジェットは、Widgetsmithなど色々なアプリで作れますが、複数の写真を切り替えながら表示したい場合は、写真アプリでアルバムを作る必要があります。
すでにアルバムを作っているのであれば便利ですが、ウィジェットのためにアルバムを作りたくないという人も多いはず。個人的におすすめしたいのはアプリ内でアルバムが作れて、写真のトリミングも可能。操作もカンタンで日本語対応の「Photo Album」です。
- まずはPhoto Albumを起動して「アルバムを追加」をタップしましょう。アルバムを追加したら左上のアルバム名をタップします
- アルバム名を入力します。ここで入力するアルバム名はウィジェット内にテキストとして表示することもできます。アルバム名を付けたら「画像を追加」をタップしましょう
- ウィジェットに表示する写真を選択して画面右上の「追加」をタップ後、選択した写真が表示されるので「編集」をタップします
- 編集では写真を切り抜いて表示した範囲を調整できます。調整が完了したら「保存」をタップします
- ホーム画面の余白を長タップして画面左上の「+」をタップ後、「photo album」を検索します
- 追加したいウィジェットのサイズを選んで「ウィジェットを追加」ボタンを押したら、ホーム画面に追加されたウィジェットをタップして各種調整を行います
- 「アルバム選択」をタップしてウィジェットに表示したいアルバムを選択しましょう
- 画像の明るさを変更したい場合は「基本画像」をタップしてパーセンテージを選択します
- アルバムに複数枚の写真を追加すると、一定時間経過後に表示される写真が変わります。時間を早めたい場合や遅くしたい場合は周期を変更しましょう
- ウィジェット内にテキストを変更したい場合は「アルバム名を表示」のスイッチをオンにします。文字の表示位置は縦整列・横整列で調整可能。テキストサイズで文字の大きさも変更できます
おしゃれな壁紙を探す
壁紙を探すときはPinterest(ピンタレスト)や壁紙アプリ「aesthetic wallpapers」を利用しましょう。どちらも「aesthetic bron iphone 13」などで検索すると大量にヒットします。
- Pinterestアプリを起動したら検索タブに移動します。「aesthetic brown iphone 13」など、カラーや機種名を含めて検索しましょう
- ダウンロードしたい壁紙を見つけたら、壁紙を選択して画面右上のメニューアイコンをタップします
- 「画像をダウンロード」を選択して「すべての写真へのアクセスを許可」を選択すると、ダウンロードが完了します
おしゃれなアプリのアイコンを探す

オシャレなアプリアイコンを手軽に利用するなら有料で購入するのがおすすめです。上のホーム画面のアイコンは28ドルで購入できる「Traf」で、120個のアイコンと4つのカラーが用意されていて、アイコンも随時アップデートされます。
Trafはグローバルなアイコンなので、LINEなど日本ではよく利用されているアイコンはサポートしていません。そういった場合は「AZ-icon」(アズアイコン)がオススメです。
アイコンにお金は払いたくないのであれば「フォトウィジェット」を使って広告を見ながら、無料でアイコンを利用しましょう。フォトウィジェットを使ったアイコンの使い方はこちらで解説しています。
アプリのアイコンを変更する

ショートカットアプリを利用することでアプリのアイコンを変更することができます。なお、アプリのアイコンを変えると、赤い丸の通知バッジが表示されず、アプリの起動時にショートカットが一度起動しますが、仕様なので回避することはできません。
アプリのアイコンを変更する詳しい手順については、以下の記事で詳しく解説しています。
透明に見える空白のアイコンを配置する

iPhoneのホーム画面は自動で左上詰めされるため、好きな位置にアプリやウィジェットを置くことはできませんが、透明のような空白のアイコンを配置することで、手の届く好きな位置にアプリを置くことができます。
空白のアイコンを配置する詳しい手順については以下の記事で解説しています。
ウィジェットはどこに置けば良いの?
ウィジェットをどのように並べていいのかわからない人も多いはず。ウィジェットをどのように並べるとオシャレになるか、使いやすいのかを解説しましょう。
ウィジェットとアプリを横に並べる

関連するウィジェットとアプリを横に並べるとページごとのテーマが決まりやすくなります。小サイズのウィジェットとアプリを最大4つ、最少1つ並べられます
ウィジェットで上下を区切る

中サイズのウィジェットは上下でホーム画面を区切るときにも便利に使えます。
例えば上のホーム画面では上にスマホ決済アプリを8つ並べてその下にPayPayのウィジェットを配置。さらにその下にポイントアプリを並べることでレジ前で迷うことの少ないホーム画面を作っています。
指の届きにくい場所にウィジェット、届きやすい場所にアプリを

基本的にウィジェットは指が届きにくい場所に置くことをオススメします。指が届きにくい場所は持ち手と反対側や画面の上部です。