iOS|iPadOSの「ウィジェット」機能を使うことで、iPhoneやiPadのホーム画面をおしゃれにアレンジすることができます。
ウィジェット機能は、アプリを起動することなく、ホーム画面で天気や気温、カレンダー、メール、スマホ決済の残高、バッテリー残量などを一目で確認できる機能ですが、アレンジアプリを利用することで、お気に入りの写真や画像をホーム画面に追加することもできます。
この記事では、おしゃれなウィジェットや壁紙、アプリアイコンの探し方など、iPhoneのホーム画面を作るアレンジのやり方やアプリの使い方をまとめています。
目次
カンタンにできるおしゃれなホーム画面の作り方
おしゃれなホーム画面を作る方法は2つあります。
1つは、自分が好きな写真や画像、壁紙、アプリのアイコンを用意してオリジナルのホーム画面を作る方法です。かなり時間がかかりますが、世界で自分だけのホーム画面を作ることができます。
もう1つは、ある程度デザインの決まったテーマ機能を利用して、大枠を作ってから自分好みにアレンジする方法です。自分だけのオリジナルではないものの、時間をかけずカンタンにアレンジができます。
どの方法でも欠かせないのがウィジェットアプリです。アプリの種類はいくつもありますが、厳選した以下3つのアプリを使うだけでカンタンに作れます。事前にダウンロードしておきましょう。
おすすめのアプリ名 | 対応するウィジェット | 概要 |
---|---|---|
フォトウィジェット | 写真 | 統一感のあるおしゃれなアプリのアイコンや壁紙、ウィジェットまでダウンロードできる「テーマ」機能つきの多機能アプリ。手軽におしゃれなホーム画面を作りたいなら最もおすすめのアプリ |
Widgetsmith |
| 多機能なナンバーワンウィジェットアプリ。無料で写真や時計、カレンダーなど多くのウィジェットに対応しています。おしゃれなホーム画面を作るための必須アプリ |
Photo Album | 写真 | 写真ウィジェットならこのアプリ。複数の写真をランダムで表示できるほか、画像を変更できる時間の調整や画像の明るさ調整も可能。日本語にも対応しています。 |
超カンタンにオシャレなホーム画面を作る方法
時間をかけずカンタンにオシャレなホーム画面を作りたいのであれば、人気アプリ「フォトウィジェット」のテーマ機能を使いましょう。
以下の手順に従って利用すれば、かなり時間のかかるオシャレな壁紙やアプリのアイコン集めをショートカットして、めちゃくちゃカンタンにホーム画面をアレンジできます。
自分好みのテーマを探す
統一感のある壁紙やアプリのアイコンを探すのは非常に時間がかかります。そういった時に便利なのが統一感のある壁紙やアプリのアイコン、ウィジェットをセットにした「テーマ」です。
以下の手順を参考に壁紙やアプリのアイコン、ウィジェットを保存しましょう。
- STEP 1
利用したいテーマを探す
Photowidgetアプリを起動して、テーマタブから好みのテーマを探します。目的のテーマを探すのに画面上部に表示されるカテゴリが役に立ちます。利用したいテーマが見つかったら選択しましょう
- STEP 2
壁紙やウィジェットを保存する
- STEP 3
アプリアイコンを追加する
- STEP 4
プロファイルのダウンロードを許可
- STEP 5
プロファイルのダウンロード開始
- STEP 6
プロファイルのインストール開始
- STEP 7
プロファイルのインストール完了
- STEP 8
アプリアイコンの追加完了
- DONE
写真ウィジェットの作り方
テーマに含まれているウィジェットは種類が限定されているので、自作する必要があります。
ウィジェットを自作すれば、好きなアーティストや有名人、芸能人、オシャレな写真をホーム画面で常に表示することができます。
- STEP 1
写真ウィジェットを作成する
Photowidgetアプリを起動して、ウィジェットタブに進みます。画面上部に表示されているメニューから作成したい「写真」を選びましょう
- STEP 2
アルバムを作成する
- STEP 3
写真を追加する
- STEP 4
アルバム名を変更する
- STEP 5
ウィジェットをホーム画面に追加する
- STEP 6
ウィジェットを編集する
- STEP 7
ウィジェットの種類を選択
- STEP 8
アルバムを選択
- STEP 9
ウィジェットの追加完了
- DONE
カレンダー・時計ウィジェットの作り方
フォトウィジェットでは、カレンダーや時計、バッテリー残量など、役に立つウィジェットを追加することもできます。
- STEP 1
カレンダー・時計ウィジェットを作成する
Photowidgetアプリを起動してウィジェットタブに進みます。画面上部に表示されているメニューから作成したい「カレンダー」または「時計」を選びましょう
- STEP 2
アルバムを作成する
- STEP 3
スタイルを変更する
- STEP 4
ウィジェットの背景に写真を設定する
- STEP 5
背景や枠色、文字色、フォントを変更
- STEP 6
オプションを変更する
- STEP 7
アルバム名を変更する
- STEP 8
ウィジェットをホーム画面に追加する
- STEP 9
ウィジェットを編集する
- STEP 10
ウィジェットの種類を選択
- STEP 11
アルバムを選択
- STEP 12
ウィジェットの追加完了
- DONE
オシャレなウィジェットの作り方
ウィジェットを自分で作るのが面倒くさいなら、すでに作られたおすすめウィジェットを追加することもできます。以下の手順を参考にウィジェットを追加しましょう。
- STEP 1
利用したいテーマを探す
Photowidgetアプリを起動して、ウィジェットタブに進んで「おすすめ」にて好きなデザインのウィジェットを選択します
- STEP 2
おすすめのウィジェットを保存する
- STEP 3
ウィジェットをホーム画面に追加する
- STEP 4
ウィジェットを編集する
- STEP 5
ウィジェットの種類を選択
- STEP 6
アルバムを選択
- STEP 7
ウィジェットの追加完了
- DONE
自分だけのオリジナルなホーム画面を作る方法
自分だけのオリジナルなホーム画面を作りたいのであれば、フォトウィジェットを使わず、時間をかけて自分好みの壁紙やアプリのアイコンを集めて、人気アプリ「Widgetsmith」でウィジェット機能をデザインしましょう。
カッコいい・かわいい壁紙やアプリアイコンの探し方、使いやすいウィジェットの配置の仕方、アプリアイコンの変更方法など、透明に見える空白アイコンの作り方など、オリジナルなホーム画面を作るために必要なことをすべて解説する完全ガイドです。
時計・日付ウィジェットを作る
iOS標準の時計ウィジェットも用意されていますが、残念ながらデザインをアレンジできません。ホーム画面のデザインに合わせた時計/日付ウィジェットを置きたいのであれば、人気アプリの「Widgetsmith」を使うと上記のような時計・日付ウィジェットを作ることができます。
- STEP 1
ウィジェットのサイズを選択
Widgetsmithを起動してウィジェットを作成します。小サイズ(2x2)のウィジェットを追加する場合は「Add Small Widget」、中サイズ(2x4)のウィジェットは「Add Medium Widget」、大サイズ(4x4)のウィジェットは「Add Large Widget」を選択しましょう
- STEP 2
好みのテーマを選択
- STEP 3
各種色の変更
- STEP 4
ウィジェットに変更を適用
- STEP 5
時計・日付ウィジェットの作成完了
- DONE
カレンダーウィジェットを作る
数多くあるカレンダーアプリですが、ウィジェットに対応していないアプリも多く、ウィジェットが利用できてもホーム画面に合うようにデザインを変えられないものがほどんとです。
自分好みにデザインをカスタムしたウィジェットを使いたい場合は人気アプリの「Widgetsmith」を使いましょう。上記のようなカレンダーウィジェットが作れます。
- STEP 1
ウィジェットのサイズを選択
Widgetsmithを起動してウィジェットを作成します。小サイズ(2x2)のウィジェットを追加する場合は「Add Small Widget」、中サイズ(2x4)のウィジェットは「Add Medium Widget」、大サイズ(4x4)のウィジェットは「Add Large Widget」を選択しましょう
- STEP 2
好みのテーマを選択
- STEP 3
各種色の変更
- STEP 4
ウィジェットに変更を適用
- STEP 5
時計・日付ウィジェットの作成完了
- DONE
写真ウィジェットを作る
写真ウィジェットは、Widgetsmithなど色々なアプリで作れますが、複数の写真を切り替えながら表示したい場合は、写真アプリでアルバムを作る必要があります。
すでにアルバムを作っているのであれば便利ですが、ウィジェットのためにアルバムを作りたくないという人も多いはず。個人的におすすめしたいのはアプリ内でアルバムが作れて、写真のトリミングも可能。操作もカンタンで日本語対応の「Photo Album」です。
- STEP 1
アルバムの追加
まずはPhoto Albumを起動して「アルバムを追加」をタップしましょう。アルバムを追加したら左上のアルバム名をタップします
- STEP 2
アルバム名の入力
- STEP 3
写真の追加
- STEP 4
表示する写真の調整
- STEP 5
ウィジェットの検索
- STEP 6
ウィジェットの追加
- STEP 7
表示するアルバムを選択
- STEP 8
写真の明るさを変更
- STEP 9
写真の切り替え時間の調整
- STEP 10
写真に表示するテキストの調整
- DONE
おしゃれな壁紙を探す
壁紙を探すときはPinterest(ピンタレスト)や壁紙アプリ「aesthetic wallpapers」を利用しましょう。どちらも「aesthetic bron iphone 13」などで検索すると大量にヒットします。
- STEP 1
Pinterestを起動
Pinterestアプリを起動したら検索タブに移動します。「aesthetic brown iphone 13」など、カラーや機種名を含めて検索しましょう
- STEP 2
オシャレな壁紙を見つける
- STEP 3
壁紙をダウンロードする
- DONE
おしゃれなアプリのアイコンを探す
オシャレなアプリアイコンを手軽に利用するなら有料で購入するのがおすすめです。上のホーム画面のアイコンは28ドルで購入できる「Traf」で、120個のアイコンと4つのカラーが用意されていて、アイコンも随時アップデートされます。
Trafはグローバルなアイコンなので、LINEなど日本ではよく利用されているアイコンはサポートしていません。そういった場合は「AZ-icon」(アズアイコン)がオススメです。
アイコンにお金は払いたくないのであれば「フォトウィジェット」を使って広告を見ながら、無料でアイコンを利用しましょう。フォトウィジェットを使ったアイコンの使い方はこちらで解説しています。
アプリのアイコンを変更する
ショートカットアプリを利用することでアプリのアイコンを変更することができます。なお、アプリのアイコンを変えると、赤い丸の通知バッジが表示されず、アプリの起動時にショートカットが一度起動しますが、仕様なので回避することはできません。
アプリのアイコンを変更する詳しい手順については、以下の記事で詳しく解説しています。
透明に見える空白のアイコンを配置する
iPhoneのホーム画面は自動で左上詰めされるため、好きな位置にアプリやウィジェットを置くことはできませんが、透明のような空白のアイコンを配置することで、手の届く好きな位置にアプリを置くことができます。
空白のアイコンを配置する詳しい手順については以下の記事で解説しています。
ウィジェットはどこに置けば良いの?
ウィジェットをどのように並べていいのかわからない人も多いはず。ウィジェットをどのように並べるとオシャレになるか、使いやすいのかを解説しましょう。
ウィジェットとアプリを横に並べる
関連するウィジェットとアプリを横に並べるとページごとのテーマが決まりやすくなります。小サイズのウィジェットとアプリを最大4つ、最少1つ並べられます
ウィジェットで上下を区切る
中サイズのウィジェットは上下でホーム画面を区切るときにも便利に使えます。
例えば上のホーム画面では上にスマホ決済アプリを8つ並べてその下にPayPayのウィジェットを配置。さらにその下にポイントアプリを並べることでレジ前で迷うことの少ないホーム画面を作っています。
指の届きにくい場所にウィジェット、届きやすい場所にアプリを
基本的にウィジェットは指が届きにくい場所に置くことをオススメします。指が届きにくい場所は持ち手と反対側や画面の上部です。