パスワードを自動入力できるAndroid Oの新機能はこんな感じ。人気アプリ1Passwordがデモを公開
人気のパスワードマネージャーアプリ「1Password」を開発するAgileBitsが、次期「Android O」の新機能オートフィルに対応したデモを公開しました。
パスワードなどログイン情報を自動入力できる新機能「オートフィル」
これまでのAndroidではパスワードやメールアドレスなどログイン情報を自動で入力する機能をサポートしておらず、各パスワードマネージャーアプリが独自で実装して自動入力機能を提供していました。
ただ、次期「Android O」では、ログイン情報の自動入力をサポートするオートフィルフレームワークが追加され、開発者はフレームワークを利用することでカンタンに自動入力機能を追加することができるほか、アプリごとに異なる自動入力方法が統一されるためユーザーにもいい影響のあるアップデートになります。
人気のパスワードマネージャーアプリ「1Password」を提供するAgileBitsが、先日公開されたAndroid O SDKを使ってオートフィルに対応したデモを公開しました。
デモはTwitter公式アプリで行われています。ログイン画面のメールアドレス、ユーザーネームを入力する項目の下に表示される「Tap to Unlock 1Password」をタップすると、1Passwordのロック画面が表示されます。指紋認証でロックを解除すると、Twitterのログイン画面にメールアドレスが表示され、ログイン情報をタップするとメールアドレスとパスワードが自動で入力されています。
1Passwordはこれまでもログイン情報の自動入力機能を提供していましたが、キーボード形式で提供されているため、文字入力がいちいち変わってしまうというデメリットがありました。また、設定画面からユーザー補助機能をオンにするまで有効にできないため、自動入力機能があること自体知らなかった人も多くいるはずです。
Android Oでは、オートフィルフレームワークによってパスワードの自動入力機能がますます便利になりそうです。Android Oの新機能と変更点はこちらのエントリーが詳しくまとめています。
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