NTTドコモが2017年夏モデルとしてスマートフォン7機種、タブレット1機種の合計8機種を発表した。ドコモオンラインショップ等ですでに予約受付がスタートしており、5月下旬から順次発売される。
ドコモ 2017年夏モデルの発売日
機種名 | 発売日 | 予約申込 |
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Xperia XZs | 5月下旬発売 | オンラインショップで予約 |
Xperia XZ Premium | 6月中旬発売 | オンラインショップで予約 |
Galaxy S8 | 6月上旬発売 | オンラインショップで予約 |
Galaxy S8+ | 6月上旬発売 | オンラインショップで予約 |
Galaxy Feel | 6月中〜下旬 | オンラインショップで予約 |
AQUOS R | 7月発売 | オンラインショップで予約 |
arrows Be | 6月上旬発売 | オンラインショップで予約 |
dtab Compact | 5月下旬発売 | オンラインショップで予約 |
Disney mobile | 7月発売 | オンラインショップで予約 |
Xperia XZs
「Xperia XZs」は、Motion Eyeカメラシステムを搭載することで世界初のスーパースローモーション撮影に対応したスマートフォンだ。
スーパースローモーション撮影では、通常1秒30コマで撮影するところを960コマで撮影する32倍のハイスピード撮影が楽しめる。これは従来のスローモーション撮影に比べても5倍という驚異的な数値だ。「先読み撮影」では動く被写体を自動検知してシャッターボタンを押し時から遡って3枚の写真も同時に記録する。全部で4枚の写真を撮影することで決定的な瞬間を逃さず撮影できるというわけだ。さらに、高速で動く被写体のゆがみを補正する「アンチディストーション」を搭載するなど、動く被写体に強く、撮影が楽しめるカメラになっている。スポーツの季節となる夏には最適なカメラだろう。
なお、カメラの画素数は23メガピクセルから19メガピクセルに減っているが、1ピクセルの面積が19%も大きくなったことで多くの光を集めることで明るい写真が撮影可能になった。ノイズも従来に比べて50%低減するなど、花火やイルミネーションなど夜景にも強いカメラを搭載している。
OS | Android 7.1 |
サイズ | 146x72x8.1mm |
重さ | 161g |
ディスプレイ | 5.2インチ、フルHD |
カメラ | 19MP/13MP、スーパースローモーション撮影 |
プロセッサ | Snapdragon 820 |
メモリ/ストレージ | 4GB/32GB |
バッテリー | 2,900mAh |
Xperia XZ Premium
「Xperia XZ Premium」は、4K HDRディスプレイなどXperia XZsの性能を上回るプレミアムモデルだ。
ディスプレイは世界初の4K HDRに対応。明るさと色域の表現が豊かになり、肉眼で見ているような奥行き感を再現するHDRは従来機種と見比べると違いは明らかだ。HDRは全ての動画で楽しめるわけではないが、dTVやAmazonプライムビデオ、ひかりTVで配信される。なお、高精細な4K映像はdTVに加えてスポーツ専門の動画見放題サービス「DAZN(ダゾーン)」でも楽しめる。
画面サイズは大型の5.5インチ。ソニーによれば大画面のスマートフォンを利用する人の約9割、標準画面を利用する人の約4割が5.5インチ以上のスマートフォンを選んでいるとのこと。
カメラは10万円以上のソニー製コンパクトデジタルカメラに採用されているメモリ積層型イメージセンサーをスマートフォンとしては世界初搭載。Xperia XZsと同じくスーパースローモーション撮影や先読み撮影なども楽しめる。
予約キャンペーンとして「Xperia XZ Premium」を購入すると、200名限定にソニーストアで使える10万円分のポイントがプレゼントされる。
OS | Android 7.1 |
サイズ | 156×77×7.9mm |
重さ | 191g |
ディスプレイ | 5.5インチ、4K HDR |
カメラ | 19MP/13MP、スーパースローモーション撮影 |
プロセッサ | Snapdragon 835 |
メモリ/ストレージ | 4GB/64GB |
バッテリー | 3,230mAh |
Galaxy S8 / S8+
Galaxy S8 / S8+は、持ちやすさと大画面を両立した「インフィニティディスプレイ」が特徴のスマートフォンだ。
スマホのディスプレイはほとんどの機種が縦横の長さは16:9になっているが、インフィニティディスプレイは細長い18.5:9を採用。これにより大画面化と横幅のスリム化を実現した。
インフィニティディスプレイはAndroidとの親和性も高い。Android 7.0で新たに搭載された「マルチディスプレイ」では1つの画面にアプリを2つ表示できるが、16:9のディスプレイでは縦の表示領域が狭く、使い勝手が悪かった。細長の画面であれば動画を見ながらLINEなどのメッセージアプリを起動してキーボードで文字を入力することもできる。つまり、動画・トーク画面・キーボードといった3つを表示しても快適に利用できる。また、Galaxy独自の「SnapWindow」を利用すれば、範囲を指定して画面上に固定表示できるため、野球のスコアボードを見ながらTwitterで実況することも可能だ。
細長の画面は横向きにして動画を視聴する時も快適だ。16:9の画面では21:9の映画を表示すると上下に黒い帯が表示されるが、比率が近いインフィニティディスプレイでは画面いっぱいに表示して迫力ある映像が楽しめる。
フルディスプレイに近づけるため、ホームボタンもボタン式から“見えないけどそこにはある”感圧式に変更された。指紋認証は背面に配置変更されたが、新たに顔認証と虹彩認証に対応することでセキュリティと利便性が向上した。不評だった戻るキーとアプリ履歴キーの配置(GalaxyはAndroidの仕様と逆に表示されている)も画面上に表示されるソフトキーに変更されたことで設定で入れ替えることもできる。
Galaxy S7 edgeで好評を得たカメラは3枚同時に撮影して合成することで動く被写体もブレなく撮影できる「マルチフレームテクノロジー」に対応した。フロントカメラはオートフォーカスに対応することで手前に人、背景に観光スポットなどをいれて撮影する時もピントが合いやすくなった。
Galaxy S8 / S8+の違いは、画面の大きさ、バッテリー容量、通信速度だ。Galaxy S8は5.8インチ、3,000mAh、500Mbpsを、Galaxy S8+は6.2インチ、3,500mAh、788Mbpsの高速データ通信をサポートする。
OS | Android 7.0 |
サイズ | 149×681×8.0mm / 1600×73×8.1mm |
重さ | 150g / 173g |
ディスプレイ | 5.8インチ / 6.2インチ、QHD+ |
カメラ | 12MP/8MP |
プロセッサ | Snapdragon 835 |
メモリ/ストレージ | 4GB/64GB |
バッテリー | 3,000mAh / 3,500mAh |
AQUOS R
「AQUOS R」は、Reality(映像美)、Response(快適な操作感)、Robotics(人工知能)、Reliability(信頼性)の4つの“R”を掲げるシャープの新フラグシップモデル。
ディスプレイには省電力に優れたIGZO液晶を採用。解像度は1.8倍の高精細化、色域も23%アップを果たした。白飛びや黒つぶれを防ぐHDRにも対応。自分で撮影した動画もHDR化する「バーチャルHDR」も利用できる。
処理能力は約20%アップ、メモリには4GBの大容量を採用し、読み出し速度が約3倍のUFSタイプに変更されたことで端末の再起動、アプリの起動が高速化された。高性能なプロセッサは発熱しやすく、発熱を感知すると、パフォーマンスを下げることが多いが、内部にアルミニウム合金を採用するなど発熱対策も施された。
カメラは2,260万画素の90度広角レンズを採用。フロントカメラも高精細の1,630万画素の90度広角レンズを搭載した。メインカメラは光学式と電子式のダブル手ブレ補正に対応することで手ブレの少ない写真が撮影できる。また、ピントを自由に変更できる「マルチオートフォーカス」によって背景ボカシ、手前ボカシもカンタンにできる。
ボディは持ちやすく手になじむラウンドフォルムを採用。側面の指紋認証はフロントに配置変更された。ホームボタンと兼用で利用できる。カラーは3色展開でドコモ限定のラベンダーカラーもラインアップされる。OSは最新のAndroid 7.1を搭載。さらに発売から2年間はOSのバージョンアップが保証される。
OS | Android 7.1 |
サイズ | 約153×74×8.7mm |
重さ | 約169g |
ディスプレイ | 5.3インチ、WQHD |
カメラ | 22.6MP / 16.3MP |
プロセッサ | Snapdragon 835 |
メモリ/ストレージ | 4GB / 64GB |
バッテリー | 3,160mAh |
Galaxy Feel
「Galaxy Feel」は、日本向けのGalaxyとしては初のコンパクトモデルだ。feelは「feeling(良質な製品)」を表す。
ディスプレイにはAlways On Displayに対応した4.7インチの有機ELを採用。横幅は67mm、厚さ8.3mmのスリム・コンパクトボディながら3,000mAhのバッテリーを搭載することで7日間の電池持ちを実現する。
コンパクトモデルながらメモリは3GB。プロセッサはオクタコアの1.6GHzで快適な操作が可能。OSには最新のAndroid 7.0を搭載する。
ストラップホールやカンタンモード、Galaxy S8では感圧式に変更されたが、従来型の指紋認証を兼用するホームボタンを採用するなど、スマホが初めての人、スマホに慣れていない人、カンタンな操作を求める人向けのモデルだ。
なお、月額1,500円が割り引かれる新プラン「docomo with」の対象機種となっている。
OS | Android 7.0 |
サイズ | 約138×67×8.3mm |
重さ | 149g |
ディスプレイ | 4.7インチ、HD |
カメラ | 16MP/5MP |
プロセッサ | Exynos 7870 |
メモリ/ストレージ | 3GB/32GB |
バッテリー | 3,000mAh |
arrows Be
「arrows Be」は、2016夏モデルとして発売された「arrows SV」の後継モデルだ。海外での製造が主流となる中、製造・開発すべてが日本で実施されている。
ボディはシンプルラウンドデザインでサイドにアルミ素材、バックにアクリルパネルを採用。カラーはレッド、ブラック、ホワイトの3色展開。キャップレス防水・防じんに対応するほか耐衝撃、耐振動、防湿、塩水耐久などMILに規格14項目に準拠する。1.5mの高さからコンクリートに落とすなど過酷な試験にも耐えた長く使える頑丈なモデルだ。
なお、月額1,500円が割り引かれる新プラン「docomo with」の対象機種となっている。
OS | Android 7.1 |
サイズ | 144×72×7.8mm |
重さ | 約141g |
ディスプレイ | 5.0インチ、HD |
カメラ | 13.1MP/5MP |
プロセッサ | Snapdragon 410 |
メモリ/ストレージ | 2GB/16GB |
バッテリー | 2,580mAh |
Disney Mobile on docomo
2016-2017年冬春モデルとして発表された「Disney Mobile on docomo」の新色が発売される。これまでのディズニーモバイルにはすべてミッキー&ミニーが採用されてきたが、初となるドナルド&デイジーが採用された。
dtab Compact
「dtab Compact」は、dtabシリーズ初の指紋認証搭載タブレットだ。
ボディには高級感を醸し出すメタル素材が採用。形状は手にフィットするカーブボディだ。ディスプレイは8.4インチ、約3mmの極薄ベゼル仕様、薄さ7.3mmのコンパクトボディとなっている。
OS | Android 6.0 |
サイズ | 216×124×7.3mm |
重さ | 約325g |
ディスプレイ | 8.4インチ、WQXGA |
カメラ | 8MP/8MP |
プロセッサ | Kirin950 |
メモリ/ストレージ | 3GB/16GB |
バッテリー | 4,980mAh |
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