先日、アップデートが配信された「iOS 8.1.3」
なんの問題もなく昨日まで使えていたんですが、昨日寝る前にiPhoneをいじっているとiPhone 6 Plusが起動できなくなり、一切の操作を受け付けなくなりました。また、再起動を繰り返し、真っ赤な画面が表示されるという顔が真っ青になる展開・・・
iOS 8.1.3でこのような現象が多発しているという報告はないものの、iOS 8.1以降のiPhone 6 Plusでチラホラとあるようです。また、対処方法を検索してもこの真っ赤な画面が表示された場合は、アップルストアまたは郵送で交換するしかないという情報しかありませんでした。
色々と試してみた結果、無事に復旧できたので、対処方法を書いておきます。
1.iPhoneのDFUモードを実行する
まずは、iPhoneとPCをUSBで接続しましょう。ただ、この時点でiPhoneは認識されません。これからiPhoneを一度初期化することになりますが、バックアップを取れないため、これまで一度もバックアップを取ってない場合は、iPhoneを完全に初期化することになります。元の状態には戻せないのでご注意を
バックアップしてるかどうかは、メニューバーの「iTunes」→「環境設定」→「デバイス」タブをクリックすると、確認することができます。
DFUモードを実行しましょう。DFUモードは電源ボタンとホームボタンを同時に長押ししたあと、iPhoneの画面がオフになったら電源ボタンだけを離せばOKです。
すると、iTunes側にこんな画面が表示されるはず。
2.iPhoneを初期化する
次にiPhoneを一度、初期化します。iTunesにバックアップを取ってない場合は、元の環境に戻せなくなってしまいます。こういう時のためにも、iOSのアップデートをiTunesで行うなどして定期的にバックアップをとっておくべきですね。
というわけで「OK」をクリック
続いて「iPhoneを復元…」をクリック
続いて「復元とアップデート」をクリック
iOSのアップデート画面が表示されるので、「次へ」をクリック。
利用規約が表示されるので「同意します」をクリックしましょう。
すると、iOSのアップデートが始まります。
iPhoneの初期化が終わるとアクティベート画面が表示されるので、Apple IDとパスワードを入力して青色の「続ける」ボタンをクリックします。
アクティベートが終わると、「新しいiPhoneへようこそ」という画面が表示されるので、復元したいバックアップを選んで「続ける」ボタンをクリックしましょう。
あとは放っておくだけでバックアップの復元が始まります。音楽はもちろん、インストールしていたアプリなども復元されます。
というわけで、真っ赤な画面が表示され、再起動を繰り返し、操作不能になっていたiPhoneが無事復旧しました!
あとは、復元はバックアップした当時の状態になっているため、App Storeにてアプリを最新版のバージョンにアップデートすれば完了です。
ちなみに、真っ赤な画面が表示され、再起動を繰り返すようになったキッカケなんですが、設定画面にて「すべての設定をリセット」を実行後、自動で再起動した直後に発生しました。
再現性があるかはわかりませんが、「すべての設定をリセット」を実行する前は必ずiTunesやiCloudにバックアップをとっておくようにしましょう。
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