グーグルが開発を手がける「次期Nexus」スマートフォンは、Nexus 4とNexus 5の製造を手がけたLG電子が担当すると韓国紙が報じました。
次期Nexusスマートフォンの製造は、LG電子のみが担当
韓国紙のetodayによると、今年下半期に発売される次期NexusスマートフォンはLG電子が担当するとのこと。LG電子は再結合を意味する「N000」というプロジェクト名で開発を進めているようです。
LG電子が今年の下半期発売される、Googleのリファレンススマートフォンを製作する。LG電子は、スマートフォン事業でGoogleと再び手握ってスマートフォンの競争力固めに乗り出した。
19日、関連業界によると、LG電子は、Googleの次期リファレンススマートフォン「ネクサス7(仮称)」の製造と供給を務める。
翻訳引用元:[単独] Google、次世代スマートフォン、LG電子が作る… GoogleのエンジニアチームLG訪問 – etoday
これまで開発されてきたNexusスマートフォンは、初代のNexus OneをHTC、2代目のNexus Sと3代目のGALAXY Nexusをサムスン電子、4代目のNexus 4と5代目のNexus 5をLG電子、昨年発売された6代目のNexus 6をモトローラが製造を手がけきました。
Nexusスマートフォンの開発から一度離れたメーカーが再度手がけた例はなく、LG電子が担当することになれば初の「再結合」となります。
同紙では、グーグルは担当のエンジニアがLG電子の本社と工場を訪問しており、今後はLG電子の研究開発センターやディスプレイ工場にも訪問するとグーグル側の具体的な動きについても伝えています。
これまでに報じられてきた次期Nexusスマートフォンの情報としては、今年は2機種発売され、1つはNexus 6のような高級路線のモデルをLG電子が、2つ目は手ごろな価格の低価格モデルで、中国のファーウェイが手がけると中国メディアが報じていましたが、同紙ではLG電子が単独で開発を担当すると報じています。
販売終了となった「Nexus 5」のような低価格、高性能なモデルの登場に期待
グーグルは先日、Nexusデバイスの販売を行うオンラインサイト「Googleストア」を開設するとともにLG電子が製造を手がけたNexus 5の販売を終了しました。
Nexus 5は、安価ながら性能の高い端末ということもあって、国内外で人気を集めたモデルとなり、販売終了を悲しむ声も多数聞かれました。
次期Nexusスマートフォンの開発・設計の大部分はグーグルが担当しますが、製造をLG電子が担当するのであれば、Nexus 6のような高級・高性能なモデルではなく、Nexus 5のようなバランスの良いモデルになることを期待したいです。
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