人気スマホゲーム「ポケモンGO」で、配信されたばかりの地域においてレベルの高いトレーナーのポケモンがジムを占拠するなど、位置偽装が疑われる行為に対してアカウントの永久停止(BAN)を示唆していた開発元のナイアンティックですが、ついにBANが実施されたようです。
位置偽装・エミュレータ・改造・サード・パーティアプリを使用したアカウントを永久停止に
ポケモンGOはサポートサイトにて、「アカウント停止に対する申し立て」というページを公開しており、位置偽装やエミュレーター、改造・非公式ソフトウェア、サードパーティソフトウェアを使用するなどの不正アクセスを行ったアカウントを永久に停止した―BANしたと報告しています。
現在ログインいただいているアカウントについて、 Pokémon GO利用規約の違反が確認されましたので、永久に停止いたしました。これは、不正に位置情報の操作、エミュレーターの使用、改造・非公式ソフトウェアの使用、サードパーティーソフトウェアを使用したPokémon GOへの不正なアクセスなどが含まれており、また、これらに限定しない、他の手段も含みます。
- 引用元
- Pokémon GO
Googleキャッシュを見る限りでは、このページが公開されたのは8月12日の午前中でその後実際にアカウントがBANされたとの報告が米掲示板のRedditやTwitterで報告されています。
アカウントが永久停止された場合、アプリを起動すると「サーバーからゲームデータを取得できませんでした」などのメッセージが表示されるようです。また、ポケモンGOに登録していたメールアドレスに利用規約を違反したとのメールが届いたとも報告されていますが、実際にBANされたかは不明です。
Photo by Reddit
ナイアンティックはサポートページにて「公平に楽しくかつ安全にプレイできるゲームであってほしいと思っています。」と案内しているほか、サードパーティ製のサービスまたはアプリによってサーバーの負荷が増大しており、未配信地域の展開に影響が出ているとしています。
位置偽装やエミュレーター、改造・非公式ソフトウェアだけでなく、「サードパーティソフトウェアを使用したPokémon GOへの不正なアクセス」とも明言されていました。実際にBANされたとの報告は確認できませんが、ポケモンGOのアカウントにログインしてポケモンの個体値を自動で測定する「PokeIV」や、ポケモンを地図にマッピングするアプリケーションの利用が該当するものと思われます。
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