「Pokémon GO」の配信から12日が経過しました。アメリカなど3ヶ国で開始され、その後、ヨーロッパの26ヶ国に拡大。次こそ日本?と思いきや、本日早朝に配信されたのはカナダ。
サーバーの容量が十分でないとしながらも世界各地に拡大している状況に納得が行かない人もいるようで、「Pokémon GO」の開発を手がけるナイアンティックの位置情報ゲームアプリ「Ingress」に低評価が増えています。
「憂さ晴らし」「はよ!」「real soon」
Ingressが公開されているAppStoreとGoogle Playストアにアクセスしてみると、「憂さ晴らし」「ポケモンGOはよ!」「日本版PokémonGOの配信が明らかに遅すぎる」などのコメントと共に星1の評価を多数確認できます。
なお、AppStoreでは18日だけで50件以上の評価が付いており、ほとんどのコメントがPokémon GOに関するものとなっています。
特に多いのが「real soon」とのコメント。これは16日に都内で開催されたIngressのイベントでナイアンティックのジョン・ハンケCEOがPokémon GOの配信時期について言及した際の発言です。
同氏の発言は「もう間もなく」と翻訳されましたが、数日後または数週間後でも通用するような表現。「real soonって一体いつなんだ?」という誰に聞いても回答が得られない言葉に加え、数日前にも「近く」「7月末までに」と話しており、公式の情報となる同氏の発言にも関わらず、情報が一貫していない状況、さらにはサーバーが充分でないとされながらも他国で大々的に拡大展開されていることにイラ立ちを隠せず、Ingressのレビューに突撃している状態です。
Google Playストアはこれまでの評価も統合したものであるためほとんど影響はありませんが、AppStoreでは「現在のバージョン」の評価が最初に表示されるため大きな影響があります。実際に「すべてのバージョン」では★3がついていますが、「現在のバージョン」では半分の★1.5になっています。
他のアプリに低評価を付けたところで状況は変わらないのでやめましょう。