超朗報。iPadOS 26で消えたアプリを重ねて開く「Slide Over」が復活か
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

AppleがiPadOS 26で削除した「Slide Over」が次期アップデートで復活するようです。
iPadOS 26では、マルチタスキング機能が大幅に刷新され、Macのようにウィンドウサイズを自由に変えたり、複数のアプリを好きな場所に配置できるようになりました。
その一方で、アプリを最前面に重ねて表示し、使わないときは画面の端にしまっておける便利なSlide Overが使えなくなっていました。
MacRumorsによると、Appleが日本時間10月7日に公開したデベロッパーベータ版のiPadOS 26.1で、Slide Overの復活が確認されています。
iPadOS 26.1 beta 2 "slide over" is back. Floating app that is always on top like floating keyboard. pic.twitter.com/xwP41D5xyy
— BLENDER SUSHI 🫶 X – 24/7 Blenderian (@jimmygunawanapp) October 6, 2025
iPadOS 26でアプリウィンドウ左上に追加されたボタンを長押し後、Slide Overを開始すると、ウィンドウが縮小して他のアプリの最前面に表示されます。
Slide Overで開いたアプリは大きさを自由に調整でき、不要なときは画面端にスワイプして隠すことも可能です。
一方で以前のように複数のアプリを重ねて起動できるスタック機能は利用できなくなっています。

iPadOS 26のMac風マルチタスキングはおおむね好評ですが、Slide Overの削除を惜しむ声も多くありました。今回はベータ版での復活のため、正式復活ではありませんが、ユーザーの要望に応える前向きな動きといえそう。正式リリースでの実装に期待したいところです。
なお、Appleは今月中にもM5チップを搭載した新しいiPad Proを発表すると噂されているほか、こうしたマルチタスク機能は来年の発売も予想される折りたたみiPhone(iPhone Fold)にも展開される可能性があります。
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