Appleに「GALAXY Tab 10.1」の販売差し止め請求を許可。アメリカにて。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Appleが販売差し止め請求を行った場合、「GALAXY Tab 10.1」は米国内で販売できなくなります。
これまでAppleは「GALAXY Tab 10.1」に限らず全てのAndroid製品にたいして攻撃的な姿勢を示してきました。スティーブ・ジョブズは「Androidを叩き潰すつもりだ。Androidは盗んだ製品だからだ。そのためなら核戦争だって厭わない」と語っていたとも。
「私は、Android を叩き潰すつもりだ。Android は(Apple のiOSから技術を)盗んだ製品だからだ。そのためなら核戦争だっていとわない。この不正を正すのに必要であるなら、人生最後の日々をすべて使っても、銀行にある Apple の400億ドルをすべてつぎ込んでもかまわない」
一方でスティーブ・ジョブズに変わってCEOとなったティム・クックは「争いより和解を好む」という意向を示しており、スティーブ・ジョブズがCEOを務めていた時に発生した各種の裁判と現在の泥沼化した裁判闘争をあまり好んでいない様子。
こういったティム・クックの意向もあってか、カルフォルニア地裁の判事が両社に和解交渉を求めると、両社が和解交渉に望むことに同意し、4月17日から90日以内に和解交渉の場を設けることとなりました。
この和解交渉の場で両社に折り合いが付けば今回出された販売差し止め請求についてもAppleが破棄すると思われますが・・・どういった結果になるのか注目です。
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