J.D.パワー アジア・パシフィックが国内市場における携帯電話端末とキャリアの満足度調査の結果を発表しました。
「三洋といえばau」「auといえば三洋」と言ったイメージがなきにしもあらずなわけですが満足度1位になれた理由とはどういったものなのでしょうか?
ちなみにauは2年連続で首位をキープ。
満足度端末メーカー編
調査対象となったのは、NEC、カシオ、京セラ、三洋、シャープ、ソニー・エリクソン、東芝、パナソニック、日立、富士通、三菱の11社。
評価項目は以下の6つ。
・サイズ、デザイン
・故障、バッテリー
・操作性、機能
・メール
・カメラ
・インターネット
見事1位に輝いたのは630ポイントを獲得した三洋電機。項目別としては「インターネット」で11社中トップを獲得し、他の項目では業界平均を上回りました。満足度1位の三洋電機が先日、撤退を発表しましたが悔やんでるユーザーも多そうですね。
次いで2位を獲得したの624ポイントを獲得した日立。「故障、バッテリー」と「メール」で他社を上回っています。日立がリリースしている端末はバッテリー持ちがよく、ハイスペックなものが多くそれに伴い評価も上がっているようです。
3位にランクインしたのは621ポイントを獲得したソニー・エリクソン。「サイズ、デザイン」で11社中最も高い評価を受けました。確かにソニエリが開発する端末のデザインやサイズは独特なものがありますよね。
4位以降は、カシオ、富士通、京セラ、シャープ、三菱、東芝、NEC、パナソニックとなっており、東芝、NEC、パナソニックは業界平均を下回っています。
※評価ポイントは1000ポイントが満点となっています。
満足度キャリア編
調査対象となったのはNTTドコモ、au、ソフトバンクの3社。
評価項目は以下の6つ。
・電話機
・企業イメージ
・各種費用
・非音声機能、サービス
・顧客対応力
・通信品質、エリア
全国9地域で調査されましたが、全国1位となったのは昨年に次いでauとなりました。昨年同様「通話品質、エリア」で高い評価を得て全国1位に輝きました。
全国2位となったのはNTTドコモ。次いで3位になったのはソフトバンクでした。ちなみにソフトバンクの企業イメージは「若々しい」「新しい」「個性的」といったものでした。
満足度よりも不満足度をやった方がおもしろいのではないでしょうか?
J.D. Power Asia Pacific, Inc.
2007年日本携帯電話端末顧客満足度調査(PDF)
2007年日本携帯電話サービス顧客満足度調査(PDF)
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