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シャープ、携帯電話向け燃料電池を実用化へ。

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Yusuke Sakakura更新日:2014/10/11 23:23
シャープ、携帯電話向け燃料電池を実用化へ。

NTTドコモやau、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・モバイルに端末を供給するシャープが小型で長時間使用可能な携帯電話などモバイル機器向けの燃料電池を開発しました。

今後は、携帯電話やノートパソコン、電子辞書など向けに燃料電池の実用化を進めていくそうです。

ようやく燃料電池が携帯電話に採用か!?

ダイレクトメタノール型燃料電池において世界最高の出力密度を達成 | ニュースリリース:シャープ

このリリースによれば、シャープはダイレクトメタノール型燃料電池において、世界最高の発電効率を達成し、現在主流のリチウムイオン電池と同等のサイズで、より長時間連続使用が可能な燃料電池の実現が期待できるとのこと。

シャープが開発した燃料電池はダイレクトメタノール型燃料電池と言われており、メタノールを直接「発電部」に供給し空気中の酸素と化学反応させて発電するシンプルな構造のため、小型化に適しているようです。これに長時間連続使用可能な技術を用いる事で小型ながら長時間連続使用可能な燃料電池の開発に成功したようです。

ようやく燃料電池が携帯電話に搭載されるのでしょうか。携帯電話の技術高度が進む中、電力消費量も増えており、リチウムイオン電池の性能が向上しても追いついてない状況で燃料電池はとても待ち遠しいですね。
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