TCA(電気通信事業者協会)が2008年8月末の携帯電話の契約数を発表しました。携帯電話の契約数は7月の契約数から38万7000増となり、累計1億442万6900件となりました。
キャリア別の純増数では、ソフトバンクモバイルが16万3300、NTTドコモが8万4400、イー・モバイルが8万4300、auが5万4900の純増となりソフトバンクモバイルが16ヶ月連続で純増数1位となっています。
iPhone 3Gの効果は早くも切れてしまったのか。
ソフトバンクモバイルは「iPhone 3G」の発売もあって7月の純増数は6月の純増数と比較すると5万6500となっていましたが、8月の純増数は7月の純増数と比較すると-5万2100となってしまいました。NTTドコモについても-9800の純増となっています。
逆に伸びたのはイー・モバイルとauです。イー・モバイルは、先月と比較すると1万9300の純増となっています。ここまで伸びた原因としてはASUS EeePCとD02HWをセット購入し、「スーパーライトデータプラン にねんMAX」を適用するとEeePCは100円で買えるというキャンペーンが好調だったことが挙げられます。
auについては3万7900の純増となりました。これについてはプリペイドケータイの水増し疑惑に関連する大幅な純減が収まったのが原因ではないかと考えられます。
上位2キャリアの先月比純増数は減ったものの、下位2キャリアの純増数が増加したため毎年の傾向として見られる7月の純増数に対して落ち込む8月の純増は今年は見られませんでした。
しかし、対応エリアが他3キャリアに比べてものすごく狭いイー・モバイルがここまで活躍するとは・・・。全国にエリアを延ばし、イー・モバイルの端末を扱う販売店が全国に広がった時にどこまで契約数を伸ばすのか期待したいですね。
事業者別契約数
イー・モバイル好調、auはMNP転入超に復帰──8月契約数 – ITmedia +D モバイル