NTTドコモが3年ぶり純増数1位に!
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

携帯電話の累計契約数は1億884万5900件となりました。6月の契約数から約35万7200件の純増となっています。
キャリア別の純増数ではNTTドコモが14万3600件で首位、ソフトバンクモバイルが13万7600件で2位、イー・モバイルが7万6100件で3位、auが5万6600件で4位となりました。
各キャリアの先月比純増数は、NTTドコモが+3万1200件、ソフトバンクモバイルが+2万4700件、イー・モバイルが-1万5500件、auが+1万2800件となりました。
基本的に全キャリアが先月と比較して純増数をアップできましたが、イー・モバイルが唯一マイナスとなってしまいました。HSPA+をスタートさせたものの、開始日が7月24日だったため純増アップに大きくつなげる事ができなかった様です。
MNPの利用状況はNTTドコモが-1万1200件、ソフトバンクモバイルが+9200件、イー・モバイルが-200件、auが2200件となっています。
ソフトバンクモバイルは「iPhone 3GS」の影響で大きく純増数をアップできたと言えます。依然としてNTTドコモは転出を抑えられない状況です。
NTTドコモが3年ぶりに純増数1位にたてた理由として同社の広報部では「6~7月に新機種が出そろったことに加え、7月1日に月額1000円から利用できる『定額データプラン』を開始したことで、データ通信サービスを契約するお客様が多かった」とコメントしています。
7月10日に発売したAndroidケータイ「HT-03A」については、キャリア別ランキングで初登場1位を獲得したものの、それ以降は順位を落とす結果となり、純増数には大きく貢献してない様に思えます。
対して「SH-06A」やエヴァンゲリオンケータイ「SH-06A NERV」は発売から今日まで首位をキープしており、純増数アップに大きく貢献する結果となりました。