ベライゾン・ワイヤレスがAT&Tに引き続きスマートフォン向けに提供しているパケット定額プランを廃止し、提供する全てのプランを従量課金に移行したと発表しました。
アメリカの2大キャリアがパケット定額プランを廃止したことで、アメリカではパケット定額プランの廃止が確定となりそうです。
日本にも影響あり?
ベライゾンがスマートフォンの通信料金を従量制に、爆発するトラフィックによって定額料金が破綻 – デジタル・トゥデイ(Digital Today)
ベライゾン・ワイヤレスがパケット定額プランを廃止し、新たに提供したプランは転送量に対して料金が発生する方式で転送量が2GBの場合30ドル(約2400円)となり2GB以降は1GBにつき10ドル(約860円)の課金が発生するというもの。また、ヘビーユーザー向けには5GBで50ドル(約4300)、10GBで80ドル(約6880)といったプランも用意されています。
AT&Tやベライゾン・ワイヤレスがパケット定額プランを廃止したのはiPhoneやAndroidの登場により、スマートフォンが増加し、トラフィックが爆発的に高くなったのが理由。こうした事情は日本でも起きており、現在日本の各キャリアは3G回線にかかるトラフィックを無線LANに分散しているという状況で今後はアメリカと同じ様にパケット定額プランの廃止もあるでしょう。
パケット定額プランというのは制限なしにパケット通信を行えるというだけでなく、どれだけパケット通信を行っても料金は一定という安心感を得ているユーザーもいると思います。従量課金制へ完全移行する際はユーザーへの説明が必須となりそうです。
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