ベライゾン・ワイヤレスがパケット定額プランを廃止。日本でもパケット定額プランは廃止へ?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2014/10/11 23:25

アメリカの2大キャリアがパケット定額プランを廃止したことで、アメリカではパケット定額プランの廃止が確定となりそうです。
日本にも影響あり?
ベライゾンがスマートフォンの通信料金を従量制に、爆発するトラフィックによって定額料金が破綻 – デジタル・トゥデイ(Digital Today)
ベライゾン・ワイヤレスがパケット定額プランを廃止し、新たに提供したプランは転送量に対して料金が発生する方式で転送量が2GBの場合30ドル(約2400円)となり2GB以降は1GBにつき10ドル(約860円)の課金が発生するというもの。また、ヘビーユーザー向けには5GBで50ドル(約4300)、10GBで80ドル(約6880)といったプランも用意されています。
AT&Tやベライゾン・ワイヤレスがパケット定額プランを廃止したのはiPhoneやAndroidの登場により、スマートフォンが増加し、トラフィックが爆発的に高くなったのが理由。こうした事情は日本でも起きており、現在日本の各キャリアは3G回線にかかるトラフィックを無線LANに分散しているという状況で今後はアメリカと同じ様にパケット定額プランの廃止もあるでしょう。
パケット定額プランというのは制限なしにパケット通信を行えるというだけでなく、どれだけパケット通信を行っても料金は一定という安心感を得ているユーザーもいると思います。従量課金制へ完全移行する際はユーザーへの説明が必須となりそうです。
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