2012年1月ー3月のスマートフォン出荷台数でサムスンがAppleを上回る。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2014/10/11 23:25

アメリカの調査会社IDCが5月1日に発表した2012年の1月~3月におけるスマートフォンの出荷に関する調査によると、サムスン電子が前年同期比3.7倍の4220万台を記録し、前期(2011年10月~12月)で1位だったアップルを抜いて前々期以来の1位に返り咲いたようです。
2位はアップルが3510万台、3位はノキアの1190万台、4位はRIMの970万台となっており、2位と3位はかなりの差が出ています。さらに、3位と4位は前年同期比よりそれぞれ50%と30%の減となっており、今後も上位との差は縮まる様子はなく、逆に上位との差は広がることが予想されます。
4社はいずれも異なるOSを搭載するスマートフォンの販売を手がけていて、上位2社はAndroid、iOSといった最近のOSを採用し、NokiaとRIMはSymbian、BalckBerry OSといった古めのOSを採用しています。今回は、OSの勢いがそのまま調査結果として出たと言えるのではないでしょうか。
Nokiaに関しては昨年2月にスマートフォンに採用するOSをSymbianからWindows Phoneに切り替えることを発表しています。Windows Phoneを採用してリスタートすることでもう1度携帯電話のヒットメーカーに返り咲けるのか注目です。
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