iPhone5での採用も噂されるnanoSIMカードが標準規格に決定。
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2014/10/11 23:26

ただし、nanoSIMには2つの規格が存在しており今回の発表ではどちらが採用されるのかまでは明らかになっていません。
nanoSIM標準化までの経緯。
iPhone5への採用も噂されるnanoSIMは、G&D社が2011年11月に打ち出しました。
AppleはnanoSIMの発表よりも前に現在の標準規格であるmicroSIMカードが小さくなればと望んでいたころからAppleとG&Dは何らかの形で協力関係にあるのでないかと噂されるようになります。
その後、Nokia、RIM、Motorolaの3社が異なるnanoSIMの規格を打ち出したことにより、nanoSIMの標準規格を巡る各社の関係は「G&D・Apple連合 vs Nokia・RIM・Motolora連合」という形になります。
どちらのnanoSIM規格を採用するかは決まっていない。
今回明らかになったのはnanoSIMを標準規格とするものであって、どちらのnanoSIM規格を採用したかはいまのところ明らかになっていません。
Nokia・RIM・Motoloraが提唱しているnanoSIM規格にはトレーが不要でG&DとAppleの規格よりもコンパクトでコストがかからないと言われています。前述したとおりnanoSIMの特徴はサイズダウンできることですから優れているのはNokia・RIM・Motoloraの規格なのかもしれませんね。
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