スマートフォンを使った家電操作の規制緩和を実施ー外出先からエアコンの遠隔操作が可能に
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。
2014/10/11 23:26

今春にも電気用品安全法が改正
現在、スマートフォンを操作して外出先から家電製品を操作する行為は電気用品安全法にて規制されていますが、経済産業省は同法を見直し、今春にも改正を行うようです。
これまでパナソニックが2012年10月に発売したエアコンに遠隔操作で電源を入れる機能を備えたものの、同法の規制により機能を削除。技術的には可能なものの、法律によりユーザーに新機能の提供が不可能となっていました。
経済産業省は同法の改正を行い、エアコンだけでなく、テレビやAV機器、照明機器など安全と認められた家電製品についてはスマートフォンを利用した遠隔操作を認めるようです。また、安全上の問題から電気ストーブは認証されないようです。
気になる製品化時期とセキュリティの安全性
今回の規制緩和により、安全上と認められた家電製品を外出先からでも操作可能になります。
家電製品の消し忘れはもちろん、会社から帰宅する際にエアコンの電源を入れておき、自宅についた時には既に部屋が暖まっているということが可能になりますね。
製品に組み込まれる時期についてはわかりませんが、エアコンについてはパナソニックが実現していることから同法が改正されればすぐにでもリリースされるでしょう。
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