RBB TODAYがドコモ、au、ソフトバンク3社の通信速度を比較した調査結果を公開しました。
調査は「RBB TODAY SPEED TEST」アプリの計測データを元にOSと通信規格(3G/LTE)ごとに比較されたもので、iOSにおけるLTE接続時の通信速度はソフトバンクモバイルがauを大きく上回ったともレポートされています。
情報元
【レポート】イードが「RBB TODAY SPEED TEST」で各社のスマホ通信速度を調査 – 約7割のエリアでソフトバンクが高速に | 携帯 | マイナビニュース
iOSにおいては、LTE+3Gでソフトバンクモバイルが7.0Mbpsとなり、auの3.1Mbpsを大きく上回る結果となったようです。さらに、LTE単体、3G単体においてもソフトバンクモバイルがauを上回っています。
Androidにおいては、LTE+3Gでauが8.2Mbpsとなり、ソフトバンクモバイルの7.6Mbpsを若干上回る結果となっています。LTEおよび3G単体においてはiOS同様にソフトバンクモバイルがauを上回る結果となっています。
「RBB TODAY SPEED TEST」を元にしたとのことで、アプリを調べてみたところモバイル回線種別という欄があり、「選択なし」「3G」「LTE」を自由に選択することができました。
調査結果の各数値を見たところ、LTE+3G、LTE、3Gのデータに関連性が見られなかったことから、アプリのモバイル回線種別を元に振り分けられた可能性がかなり高いとおもいます。
となってくると、回線種別ごとに集計されたこの調査結果の信頼性には大きな疑問を抱かざるを得ませんね。だって、ユーザーが適当に選んだモバイル回線種別ごとにサマリーされてるんですから。
具体的には3G接続時であるにも関わらずLTEのデータとして集計されたり、LTE接続時であるにも関わらず3Gのデータとして集計されたりすることがあるということです。つまり、やろうと思えば偽造も容易にできてしまうということです。
アプリのモバイル回線種別を元に振り分けられた裏付けといえるほどでもありませんが、いずれのキャリアもLTEの平均速度が遅すぎる(他の調査会社が発表している調査結果や管理人自身の計測結果)ことから3Gで接続しているにも関わらず、回線種別で「LTE」を選択しているためにそのような事象が起きていることが容易に推測できますよね。
現段階では推測でしかありませんが、本当にアプリのモバイル回線種別を元にし、それを元にサマったものを調査結果としてレポートしているのであれば、他のRBB TODAYの調査結果についても疑問を持たざるをえないですね。
例えば先日ソフトバンクモバイルが開催した「モバイルネットワークに関する説明会」で用いられたこれとか。
ということでなんとも胡散臭いRBB TODAYの調査結果でした。
調査は「RBB TODAY SPEED TEST」アプリの計測データを元にOSと通信規格(3G/LTE)ごとに比較されたもので、iOSにおけるLTE接続時の通信速度はソフトバンクモバイルがauを大きく上回ったともレポートされています。
情報元
【レポート】イードが「RBB TODAY SPEED TEST」で各社のスマホ通信速度を調査 – 約7割のエリアでソフトバンクが高速に | 携帯 | マイナビニュース
キャリア比較ではソフトバンクモバイルが最速に
調査結果によれば、最も高速で通信可能なエリアの割合はソフトバンクモバイルが68.5%で1位となり、次いでauが20.4%、ドコモが11.1%となったようです。iOSにおいては、LTE+3Gでソフトバンクモバイルが7.0Mbpsとなり、auの3.1Mbpsを大きく上回る結果となったようです。さらに、LTE単体、3G単体においてもソフトバンクモバイルがauを上回っています。
Androidにおいては、LTE+3Gでauが8.2Mbpsとなり、ソフトバンクモバイルの7.6Mbpsを若干上回る結果となっています。LTEおよび3G単体においてはiOS同様にソフトバンクモバイルがauを上回る結果となっています。
ただ、調査結果の信頼性に大きな疑問
数値だけ見れば、ソフトバンクモバイルが他を圧倒したと言えますが、この調査結果では回線種別の振り分け方が明らかにされていないんですよね。「RBB TODAY SPEED TEST」を元にしたとのことで、アプリを調べてみたところモバイル回線種別という欄があり、「選択なし」「3G」「LTE」を自由に選択することができました。
調査結果の各数値を見たところ、LTE+3G、LTE、3Gのデータに関連性が見られなかったことから、アプリのモバイル回線種別を元に振り分けられた可能性がかなり高いとおもいます。
となってくると、回線種別ごとに集計されたこの調査結果の信頼性には大きな疑問を抱かざるを得ませんね。だって、ユーザーが適当に選んだモバイル回線種別ごとにサマリーされてるんですから。
具体的には3G接続時であるにも関わらずLTEのデータとして集計されたり、LTE接続時であるにも関わらず3Gのデータとして集計されたりすることがあるということです。つまり、やろうと思えば偽造も容易にできてしまうということです。
アプリのモバイル回線種別を元に振り分けられた裏付けといえるほどでもありませんが、いずれのキャリアもLTEの平均速度が遅すぎる(他の調査会社が発表している調査結果や管理人自身の計測結果)ことから3Gで接続しているにも関わらず、回線種別で「LTE」を選択しているためにそのような事象が起きていることが容易に推測できますよね。
現段階では推測でしかありませんが、本当にアプリのモバイル回線種別を元にし、それを元にサマったものを調査結果としてレポートしているのであれば、他のRBB TODAYの調査結果についても疑問を持たざるをえないですね。
例えば先日ソフトバンクモバイルが開催した「モバイルネットワークに関する説明会」で用いられたこれとか。
ということでなんとも胡散臭いRBB TODAYの調査結果でした。
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