NTTドコモは、パナソニック・モバイルコミュニケーションズ製のFOMA端末である「P903i」において、メールの自動振り分け機能などの3点に関する不具合を発表し、ソフトウェアアップデートの提供を開始した。
1.メールを自動的に指定のフォルダに保存する「自動振分け設定」において、送受信BOXに追加したフォルダの削除を行った後に「再振分け」を実行すると、「エラーが発生しました / メールを終了します」とポップアップが表示され待受画面に戻る場合がある。
2.電話帳登録などで「穂」を入力した場合や、「穂」が含まれているサイトなどを表示した場合、「恵」の右肩部分に「`」が付いた字が表示される。
3.電話着信時などに着信メロディが停止した後は全てのボタンのバックライトが点灯するが、バイブレータの設定を「メロディ連動」にした場合、着信メロディ停止後に「開始ボタン/ハンズフリーボタン」、「クリア/iチャネル対応ボタン」、「電源/終了ボタン」より下にあるボタンのバックライトが点灯しない場合がある。
注意:バイブレータ設定の「メロディ連動」に対応していないメロディの場合には本事象は発生しない。
上記3点の不具合の解消の他にもより快適に「P903i」が使えるような更新も含まれる。
ソフトウェアの更新時間は約22分程度。更新の間は、携帯電話を利用できない。
アップデートの方法は「設定」→「その他」→「ソフトウェア更新」から行える。