Apple、同期に関する特許訴訟で第2審もサムスンに敗訴ー知的財産高裁
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
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2014/10/11 23:27

同期技術が使われているサムスンのソフトウェア危険なスパイウェア!?
NHKによると、知的財産高裁はAppleとサムスンが同期に利用している仕組みは異なっており、サムスンの特許侵害は認められないとの判断を下したとのこと。
2審の判決で知的財産高等裁判所の塩月秀平裁判長は「データを識別する両社の仕組みは異なっている」と判断して、サムスンによる特許権の侵害を認めず、1審に続いてアップル敗訴を言い渡しました。
この訴訟で争点となっている同期技術が用いられているのは「Samsung Kies」というソフトウェアで、PCとスマートフォンの楽曲を同期させたり、スマートフォンをPCでアップデートさせたりといったことができるわけですが、同意もしていないソフトウェアをインストールするなど、危険視されているソフトウェアでもあるので安易にインストールしない方が良さそうです。・Samsung Kies のアプリが酷すぎる件 – Windows 2000 Blog
ちなみに、今回の訴訟とは異なるUIに関する訴訟においてはAppleが第1審で勝訴しており、今後、サムスンに求めていた賠償額の1億円を大幅に拡大させると見られています。
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