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【iPhone 5s/5c】auで800MHz帯のLTEに繋がっているか確認する方法!

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2014/10/11 23:27
【iPhone 5s/5c】auで800MHz帯のLTEに繋がっているか確認する方法!

僕の場合はiPhone 5のころからあまりauのLTEに不満が無く、iPhone 5sにしてからもそこまで効果があったようには感じていないので「プラシーボ効果なんじゃないの?」と疑っていたのでちょっくら目に見える形で確認してみました。

auのiPhone 5sとiPhone 5cで800MHz帯のLTEに繋がっているか確認する方法

まずは、Wi-FiをオフにしてLTEをオンにして、LTEにつながっていることを確認しておきましょう。

通話アプリを起動して「*3001#12345#*」と入力して(コピペでもOK)発信ボタンを押します。

するとフィールドテストが起動するので「Serving Cell Info」をタップします。

後はFreq Band Indicatorの値を確認するだけ。「18」と表示されていればLTEのバンド18、つまり800MHzのLTEに接続されていることがわかります。2.1GHzの場合は「1」と表示されます。

上の計測結果は自宅で試したもの。僕も800MHz帯のLTEの恩恵を受けていることがわかりました!プラシーボ効果とか言ってごめんなさい!

早速、通信速度を計測してみると5回計測して下りは30Mbps前後、上りは10Mbps以上、pingは30~50msを計測していて確かにこれまでよりも速くなっていることがわかりました。

800MHz帯のLTEは何が良いのか

800MHz!800MHz!と騒ぎ立ててるけど、結局何が良いの?って方のために軽く説明をば。

auが提供しているLTEは800MHz帯、1.5GHz帯、2.1GHz帯と3つの周波数帯で提供されています。

2013年8月17日時点のそれぞれの周波数帯の基地局許可免許数は3.2万局、0.6万局、2.5万局となっており、800MHz帯の基地局数が最も多く、周波数帯の特性上、障害物などにも強いことからエリア面で2.1GHz帯よりも800MHz帯の方が断然有利になります。

また、2.1GHz帯は5MHz幅や10MHz幅、15MHz幅、20MHz幅といった4つの帯域幅で提供されており、通信速度はそれぞれ下り最大35Mbps、75Mbps、112.5Mbps、150Mbpsで提供されているものの(iPhone 5/5s/5cは下り100Mbpsまでしかサポートしていません)、実人口カバー率は下り最大35Mbpsの5MHz幅が72%、10MHz幅が31%、それ以外は10%未満となっており、2.1GHz帯のLTEでは下り35Mbpsで使えることがほとんどです。

一方、800MHz帯は10MHz幅でのみ提供され、通信速度は下り最大75Mbpsであるため、800MHz帯のLTEでは安定して高い通信速度でiPhoneを利用することができます。

つまり、現時点では800MHz帯のLTEはエリアでも通信速度でも2.1GHz帯のLTEよりも優れているということになります。

iPhone 5sやiPhone 5cを購入した方は一度、自分の家や通勤経路、職場でどの周波数帯のLTEに繋がっているか確認してみると良いかもしれませんね。

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