NTTドコモが今夏モデルで導入した「ツートップ」の名称を今冬モデルでは使用しないと日本経済新聞が伝えています。
名称を使わず同様の戦略を継続?
日本経済新聞によれば、NTTドコモは10月10日に発表する2013年冬春モデルにおいて、「ツートップ」といった名称を使用しないとのこと。ただし、販促費に差をつけて特定の機種を安く売り出す戦略に関しては今冬モデルでも継続すると報じています。NTTドコモは今冬のスマートフォン(スマホ)商戦で、主力商品を選び「ツートップ」などと表現する宣伝手法をやめる方針を固めた。米アップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)」導入に伴う措置。苦戦が続いたドコモの巻き返し策として今夏商戦の話題を集めたが、1回限りで終了する。
引用元:ドコモ「ツートップ」宣伝終了 冬はiPhone主軸 :日本経済新聞
ドコモが今夏導入した「ツートップ」では、Xperia A SO-04EとGALAXY S4 SC-04Eに販促費を集中させ、販売価格を下げることで他機種よりも優遇する戦略を導入しましたが、MNPによる顧客の流出は止まらず、他キャリアからのユーザー獲得にも大きな影響を与えることはありませんでした。
また、2013年冬春モデルではソニーモバイル、シャープ、富士通の3社が開発した機種が「スリートップ」として販売されると伝えられていましたが、噂に終わるかもしれません。
ドコモからの正式発表ではありませんが、決定したのであれば、やはりiPhoneの販売が開始されたことが大きく影響したかと思います。
Appleから一定数の販売ノルマを与えられてる以上、「〜トップ」として売り出すのは難しいということになったのでしょうね。
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