2013年11月度の携帯電話・PHSの契約数が明らかになりました。純増数はソフトバンクが23万7100件を記録し、1年11ヶ月で首位を獲得、MNPはauが5万6800件のプラスとなっています。
ソフトバンクが純増数トップ、auがMNPトップの大勢変わらず
ロイターによると、2013年11月度における携帯電話契約数において、新規契約から解約を差し引いた純増数は、ソフトバンクモバイルが23万7100件で1位、auが19万200件で2位、ドコモが9万3400件で3位となったようです。2013年11月度の携帯電話契約数 | ||||
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純増数 | 純増数の増減(先月比) | MNP | MNPの増減 (先月比) | |
ドコモ | 93,400 | +56,300 | -68,600 | +24,500 |
au | 190,200 | +31,300 | +56,800 | -27,100 |
ソフトバンク | 237,100 | +7,700 | +12,300 | +4,000 |
引用元:11月携帯契約数はドコモ2カ月連続純増、他社への流出は継続 | Reuters
先月比では純増数、MNPともにドコモがトップに
2013年10月度の契約数では純増数・MNPともにドコモのみが先月比増となっていましたが、今月はauのMNPを除いていずれのキャリアも先月比増を記録しています。また、いずれも最も数値を伸ばしたのはドコモとなっており、先月から好調が続いています。ただ、ドコモの純増数は3キャリア中最下位でMNPも唯一、転出超過(マイナス)を記録しており、一人負けという状況からは脱出できていないようです。
iPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデル発売も大きな影響なし?
11月にはセルラーモデルのiPad AirとiPad mini Retinaディスプレイモデルが発売となりましたが、純増数の増減はいずれも発売していないドコモがトップとなっており、契約数にはそれほど大きな影響を与えなかったのかもしれません。先月比の増減で言えばauとソフトバンクともにプラスに転じていますが、iPad AirやiPad mini Retinaディスプレイモデルの発売というよりも、iPhone 5sの在庫不足が解消されたこと方が影響としては大きいのではないかと予想します。
純増数の増減値 | ||
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2013年11月度 | 2013年10月度 | |
ドコモ | +56,300 | +103,900 |
au | +31,300 | -73,800 |
ソフトバンク | +7,700 | -41,300 |
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