Appleの創業者、スマートウォッチを半日で売り飛ばして「全然役に立たない」とこき下ろす
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

ウォズニアックは、Androidにも好意的な意見を寄せており、自分が創業したAppleの製品を贔屓しない客観的な意見を持っている人物ですが、スマートウォッチについては相当納得がいかなかったようです。
スマートウォッチは「少しも便利じゃないし、役に立たない」
海外メディアのthe guardianによると、ウォズニアックはウェアラブルデバイスが好きで、試しにサムスンが昨年9月に販売したAndroidベースの腕時計型端末「GALAXY Gear」を購入してみたものの、実際に使ってみると、少しも便利じゃなく全然役に立たないと感じ、半日足らずでeBayで売ってしまったようです。
ウォズニアックが半日足らずで「GALAXY Gear」を諦めてしまった原因は、小さすぎるディスプレイとポケットの中にあるスマートフォンの通知を手元に送るだけの機能をもつスマートウォッチのコンセプトにあるようで、「GALAXY Gear」自体に何か大きな問題があったということではないようです。
ウォズがスマートウォッチに求めるもの
彼がスマートウォッチに求めているものは単なるスマートフォンとの仲介機能ではなく、手元でスマートフォンと同等の機能が使えることだ、と語っています。
僕もスマートウォッチがまだ製品化されていない時にはスマートフォンの代わりになるものとして期待していたんですが、ソニーのSmartWatchやサムスンのGALAXY Gear、そして先月発表されたAndroid Wearは、そこを目指していないようです。
まぁ、物理的なサイズを考えた時にスマートウォッチがスマートフォンの代わりになるのは無理なので、そこはGoogle Glassなど、また別のウェアラブルデバイスに期待しておくべきなんでしょうね。Photo By Ted Eytan
スマートウォッチの最後の砦としてAppleのiWatchが控えています。Appleが開発しているということで既存の製品とは全く異なるものが出てくることを期待したいですが、さて、どうなるでしょうか。
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