昨年秋にエントリーモデルの最新版AirPods(第3世代)を発売したApple。2年半年ぶりの最新モデルとなりましたが、今年は3年ぶりにAirPods Proの最新モデルが登場するようです。
また、ヘッドフォン型のAirPods Maxについては新色が登場する可能性が報じられています。AirPods Maxは2020年にスペースグレイ、シルバー、スカイブルー、グリーン、ピンクの5色で登場しました。
発売直後に購入した人は電池持ちが悪化している?
未発表のApple製品について最も信頼できるBloombergのMark Gurmanによると、AirPods Pro 2は今年の秋ごろに登場予定とのこと。おそらく、miniモデルの廃止が予想されるiPhone 14シリーズと同時期に発売されるでしょう。
AirPods Proは3年前に発売されたフルワイヤレスイヤホンですが、いまだに多くの人が愛用していて、ジムや街中で使用している人をよく見かけます。
耳から落ちないカナル型に、周りの雑音を強力にカットするノイズキャンセリング機能、あえて外部の音を取り込むことで安全を確保しながらワークアウトしながら音楽を楽しめる外部音取り込みモードを搭載。新しい感圧センサーにより、短くなったステム部分をつまむことで、曲の再生・一時停止、スキップ、アクティブノイズキャンセリングの切り替えなど、操作性も大幅に改善されるなど、ビッグアップデートのモデルでした。
発売から3年が経過したことで、発売直後に入手した人は色々な不具合が出ているはずです。なかでもバッテリーの劣化によって電池持ちが悪化している人は多いでしょう。自分のAirPods Proは片方から音が聞こえなくなり、修理に出して10,780円を支払いました。痛い出費です。
AirPods Pro 2にビッグアップデートを期待する人も多いでしょう。これまでの噂によれば、ステムを完全に廃止した耳栓型の新デザインで登場するようです。
ロスレスオーディオ対応に加えて、健康管理機能(猫背の警告機能といった噂も)をサポートし、充電ケースもAirTagのような「探す」機能に対応することで、世界中のAppleデバイスが位置を追跡してiPhoneから落とした場所を特定できるほか、充電ケースに新たに搭載されるスピーカーから音を鳴らすことで、部屋のどこにあるのかを探し出すことができるようです。
AirPods Pro 2がロスレスオーディオに対応するのであれば、新色の追加が噂されるヘッドフォン型のAirPods Maxは、それ以上のアップデートが必要になるでしょう。現在はワイヤレス、有線ともにロスレスオーティオに対応していません。機能アップデートがないのであれば、酷いデザインのキャリーケースや67,980円という非常に高額な価格設定の見直しも求められます。
ただし、止まらない円安がそうさせないでしょう。
Appleの業績は好調ですが、日本の業績は絶不調です。これについてAppleは為替の影響を受けていることや、為替を除けば成長率は他の地域と同程度と明かしたこともあって、今年秋の新製品の登場に合わせて価格設定の見直しが行われると予想されます。
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