Appleが2022年に発売すると報じられているフルワイヤレスイヤホン「AirPods Pro(第2世代)」
日本時間9月8日に開催されるスペシャルイベント『Far out.』にて、iPhone 14シリーズやApple Watch Proと共に発表が期待されている新商品の1つです。
最近になって新しい情報は聞こえなくなっていましたが、新たにBluetooth LE Audioに対応する可能性が出てきました。
AirPods Pro(第2世代)は高音質・電池持ち向上か
AirPodsの現行モデルがすべてBluetooth 5.0をサポートするなかで、Appleが提出したBluetooth SIG認証関連の書類から将来的にBluetooth 5.2に対応したデバイスを準備していることが確認されています。
Bluetooth 5.2のオーディオ関連における目玉機能は次世代音声規格「LE Audio」です。
LE Audioの「LE」は、Low Energyーー低消費電力の略で、AirPods Proに導入されれば、電池持ちが改善される可能性があります。
また、LE Audioで導入された新しいオーディオコーデック「LC3」により、現在の主流であるSBCコーデックと同じビットレートでも高い音質、または半分未満のビットレートでもわずかに高い音質を実現します。Apple Music等で音楽を聴いたり、音声通話で電池持ちや音質が向上するかもしれません。
今回、Bluetooth SIG認証関連の書類で確認されたデバイスがAirPods Pro(第2世代)だと断定することはできません。
ただ、9to5MacはAirPods Pro(第2世代)にH1チップの次世代バージョンが搭載されていることや、AppleがLC3のテストを実施しており、アップデートによってAirPods Maxでも同コーデックが利用可能になる可能性があると伝え(性能をフルで引き出すにはBluetooth 5.2の対応製品が必要)、iOS 16でもLE AudioとLC3をサポートする痕跡が見つかったとも報告しています。
Appleは今年秋に2回のスペシャルイベントを実施し、9月8日開催の初回ではiPhone 14シリーズ、Apple Watch Proが登場する見込み。10月開催が予想される2回目のイベントでは、新型iPadと新型Macの発表が噂されています。直近でAirPods Pro(第2世代)の発表は噂されていませんがどうなるでしょうか。
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