2019年9月の発売以来、一度もアップデートされていない「AirPods Pro」の新型モデルが今年秋に発売されると噂されています。
発売日に購入したAirPods Proは、片方から音が聞こえなくなったり、Lightningで充電できなくなったり、付属のイヤーチップが劣化して壊れるなど、確実に寿命が近づいているため、新しいAirPods Pro 2の発売を待っているところ。
最新モデルがどういったイヤホンになるのか、52audioがAirPods Pro 2に関する最新情報を入手し、イヤホンの見た目や新機能、スペックなどの詳細を伝えています。
AirPods Pro 2はデザイン変わらず?ステムはそのままか
AirPods Pro 2では、スピーカーから下に伸びた“うどん”とも呼ばれるステムが廃止されると報じられていますが、52audioが公開したAirPods Pro 2の画像にはステムがしっかりと残っていて、AirPods Proとほとんど同じデザインです。
同じ見た目のボディには、SiPパッケージシステムがアップグレードされた新しいApple H1チップが搭載され、性能および消費電力が改善されるとのこと。
さらに、心拍検出センサーを新たに搭載することで、内耳データを収集・分析して心拍数の監視が可能に。このセンサーによって、AirPods Proが体温検出にも対応する可能性があると伝えています。
音質についてはボリュームアップを実現できる高振幅のドライブユニットとハイダイナミックレンジアンプの組み合わせによって微細な音質を提供。ユーザーの耳の形状に合わせて音を最適化するアダプティブイコライゼーションやダイナミックヘッドトラッキング、空間オーディオ、音楽共有といった従来の機能にも対応するようです。
AirPods本体が小幅なアップデートに留まる一方で、充電ケースは大幅に進化するかもしれません。
充電端子がLightningからUSB-Cに変更されることで、充電のスピードアップ、充電器およびケーブルの互換性が改善され、2023年と噂されるiPhoneのUSB-C移行を待たずして、EUのUSB-C標準化法案に対応。
端子の両側にはスピーカーが搭載されます。従来のAirPodsは、イヤホン本体からしか音が鳴らせなかったため、ケースに収納されている状態では音が小さく紛失したAirPodsを発見するのは難しい問題がありましたが、AirPods Pro 2は充電ケースのスピーカーで解決するのでしょう。
また、ケースの右にある金属パーツは補聴器用のマイク。充電ケースから音を集めてイヤホンに伝えることで、難聴者が環境音を把握するのに役立ちます。
今回、52audioが伝えたAirPods Pro 2に関する情報は、ステムが廃止されないデザインや充電ケースのスピーカーなど、これまでに噂されている情報も多数ありますが、心拍検出センサーや体温の検出、LightningからUSB-Cへの変更、補聴器用のマイクなど疑わしいものも含まれています。
52audioは昨年発売されたAirPods(第3世代)の実機写真をいち早く公開した実績はあるものの、多くの実績があるわけではないため、ある程度懐疑的に見ておいた方が良さそうです。
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