Googleが日本時間20日に開催したオンラインイベント「Pixel Fall Launch」では、発表されなかったものの今日から正式版Android 12の配信がスタートしています。
Android 12は、今月5日にAOSPにリリースされたものの、Pixelスマートフォン向けの配信は「今後数週間のうちに」と案内されていました。
美しく使いやすくプライバシーに配慮したアップデートに
アップデートできるPixelスマートフォンはPixel 3 / 3 XL / 3a / 3a XL / 4 / 4 XL / 4a / 4a 5G / 5 / 5a 5Gの合計10機種で、28日に発売されるPixel 6 / 6 Proには出荷時の状態からインストールされます。
Android 11からアップデートするには、設定画面からシステム>システムアップデート>に進んで「アップデートを確認」ボタンをタップしましょう。
Android 12では、新しいデザイン言語“Material You”の導入によって見た目が大きく変化します。壁紙に合わせてスマホ全体のカラーを変更したり、美しく使いやすくなったクイック設定パネル、キレイなアニメーションやエフェクトが追加されるなど、Android史上最大のデザイン変更になります。
おそらくPixel 6シリーズに備えて用意されていたものですが、大きな画面でも操作しやすいように、片手操作が大幅に改善されます。
設定画面のレイアウトが、画面上部に大きなフォントでメニュー名を表示することで、各種メニューやボタンが並ぶ操作エリアを画面下部に押し下げることで、指が届くようになりました。さらに、iPhoneのように画面を下にスライドすることで、画面上部のボタンに指が届きやすくなる「片手モード」も新たに追加されています。
画面の回転機能は顔検出に対応したことで、ソファやベッドに横になってスマホを操作する時に誤って画面が回転しないように改善。Pixel 5では、背面を2回タップしてスクリーンショットを保存したり、お気に入りのアプリが起動できる新機能「クイックタップ」が追加されています。
待望の全画面スクリーンショットにも対応。アプリやシステムがマイクとカメラを使用している時に、画面の右上にそれぞれのアイコンを表示してユーザーに明示したり、住所などが特定されない「おおよその位置情報」へのアクセス許可など、プライバシー機能も強化されています。
そのほかにも多数の新機能が追加されたAndroid 12については以下の記事で詳しくまとめています。
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