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Android 15、待機時の電池持ちが最大3時間改善される。電池の最適化(Doze)の強化で

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Yusuke Sakakura公開日:2024/05/19 20:05
Android 15、待機時の電池持ちが最大3時間改善される。電池の最適化(Doze)の強化で

今年9月以降のリリースが予想されるAndroid 15では、同じアプリを2つダウンロードできる「プライベートスペース」や折りたたみスマホ待望の「アプリペアの保存」、ゲームパフォーマンスの向上など魅力的な機能が追加される予定です。

また、Doze(ドーズ)モードの改善によって電池持ちも大幅に向上します。

来年はスマートウォッチの電池持ちも向上か

DozeモードはAndroid 6 Marshmallowで導入された機能。

Dozeモードの導入前はスマホに触れていないにも関わらず、電池が大幅に減ることがありましたが、Dozeモードによって画面オフの状態が続くと、デバイスがDozeしている(居眠り)と判断して動作を制限することで、スマホを机に置いたりポケットやカバンに入れたままなど待受時間を伸ばすことが可能になりました。

Dozeモードがオンになる基準はいくつかありますが、Android 15では、Dozeモードが有効になるまでの時間を50%も短縮され、Googleの検証では待受時間が最大3時間も改善されたことをAndroid部門のエンジニアリング担当VPであるDave BurkeがAndroid Authorityに対して明かしています。

重要なのはGoogle Pixel限定ではなく、Android全体のアップデートということ。Android 15にアップデートできるすべてのデバイスで待受時間が向上する可能性があります。

待受時間の大幅な向上はスマートフォンよりも、Google Pixel Watchのようなスマートウォッチの方が有効です。

今年リリースされるWear OS 5はAndroid 14ベースのため、Dozeモードの変更による恩恵は受けられないものの、来年リリースされるWear OS 6およびPixel Watch 4では、電池持ちが大幅に向上するかもしれません。

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