Android 15は9月3日公開か。Google Pixel向けのアップデート配信は10月に?
GoogleがPixel 9シリーズを発売しました。最大の仕事を終え、例年であればあとは年末に向かって行きますが、今年はまだ大きな仕事が残っています。
それがAndroid 15のリリースです。
Android 15はPixel 9シリーズの発売に間に合わず、さらに来月にもリリースされないようです。
安定性の向上のために延期か?
Googleが行うAndroid 15のリリースは2つあります。1つはGoogle Pixelへのリリース、もう1つはAOSPへのリリースです。
通常であれば、この2つのリリースは同時期に行われますが、Android 15では1ヶ月以上も期間が空くようです。
最初にリリースされるのはAOSPです。
Android Authorityが複数の情報筋から得た情報によると、AOSPへのリリースは現地時間9月3日になるとのこと。
AOSPはAndroidのソースコードが公開される場で、ここからAndroidをダウンロードしてカスタムROMを作成したり、メーカーはカスタムして自社のデバイスに搭載することになります。
Google Pixelへのリリース時期は10月中になるそうです。具体的には10月以降になると報告されています。
Google Pixelは、デベロッパーがテストや開発で利用する、いわゆるリファレンスデバイスとしての役割があります。
ブランドをNexusからPixelに変更すると共に路線を消費者向けに変更。OSの大胆なカスタムも行っていて、すでにピュアなAndroidが動作するデバイスではなくなっています。
それでもアップデートを最速で適用できるデバイスとして開発に重宝されていますが、今回はAOSPから1ヶ月以上も遅れることになるようです。
なお、GoogleはAndroid 15の配信時期について共有できる情報はないと回答したとのこと。
Android 15の新機能や変更点を別の記事でまとめたとおり、システムに大きな影響を与える変更があるわけではありません。
また、衛星SOSやスクショツールのデザイン変更、画面の明るさ調整時のハプティクスの追加、ウェブカメラ機能に高画質モードを追加など、Android 15のベータまたはデベロッパープレビューから発見されたいくつかの機能がAndroid 15の正式リリース前に先行提供されています。
それでも延期される理由は安定性の向上にあるようです。
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