Pixel 10の公式画像が流出。トリプルカメラと4色のカラバリを確認
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

Googleの最新スマートフォン「Google Pixel 10」の画像がリークされました。Android Headlinesは公式と主張しています。
メインカメラに望遠レンズが追加されていることが確認できます。これまでの噂どおり、今年はすべてのラインナップにトリプルカメラが搭載されるようです。
昨年、Googleの検索窓のような形にリニューアルされたカメラバーは、望遠レンズが追加されたことでガラスの面積が増えています。少し離れるとPixel 10 Proとの見分けが付かないかもしれません。
遠くの被写体もくっきり撮影できる望遠レンズは、Pixel 9aとの差別化につながる一方で、イメージセンサーはPixel 9 Pro Foldと同じ10.8メガピクセルとなっています。
画素数の少なさから複数のピクセルを束ねて暗所性能を引き上げるピクセルビニングや、高画素センサーの中心をフルピクセルで切り取ることで、さらに遠い距離を撮影するときも画質をキープするクロップズームへの対応は期待できません。
より遠い距離を綺麗に撮影したり、望遠圧縮によるスマホ離れした写真を撮影したいならProモデルを選ぶ必要があるでしょう。
望遠レンズが追加される一方で、超広角カメラは48メガピクセルから12メガピクセルに大幅ダウンし、広角カメラも50メガピクセルから48メガピクセルにスペックダウンしています。
性能低下は気になるところではありますが、Google Pixelのカメラは、乏しいハードウェアの画質を大幅に引き上げるソフトウェアで評価されてきた実績があります。Google Tensor G5には、Googleの独自ISPが導入されるとも報じられているため、8月21日の発表イベントで何が語られるのか注目したいところ。
なお、カラーバリエーションは、黒のObsidian、ロイヤルブルーのIndigo、さらに明るいブルーのFrost、イエローのLimoncelloの全4色と伝えています。
ベージュのPorcelainがラインナップから姿を消す点は、ストレージ容量が128GBと256GBの2種類と伝えていた以前のレポートと一致しています。
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