グーグルがAndroidスマートフォンやタブレットの現在地を特定したり、着信音を鳴らすなど、遠隔操作ができる「Androidデバイスマネージャー」の機能をGoogle検索で利用可能にしたことを発表しました。
今のところ、日本版のGoogle検索でこの機能を利用することはできませんが、とある方法を使えばサクッと利用できるので紹介したいと思います。
Google検索で利用できる「Find My Phone」の使い方
Google検索でAndroidスマートフォンやタブレットの現在地を特定したり、着信音を鳴らすには、英語版のGoogle検索――つまり「Google.com」にアクセスして「Find My Phone」と検索するだけです。
すると、検索結果にマップが表示されるので、「Sign in」のボタンをクリックします。
Androidスマートフォンやタブレットに紐付いているGoogleアカウントにログインしましょう。
すると、さきほど検索結果に表示されたマップにAndroidデバイスの現在地が表示されます
左下の「Ring」をクリックすれば、遠隔でフルボリュームの着信音を最大5分間鳴らすことが可能です。
さらに、吹き出しをクリックすると、Androidデバイスマネージャーにアクセスします。
また、右上のメニューをクリックすると、ログインしたGoogleアカウントに紐づく全てのAndroidデバイスが表示され、遠隔操作の対象を切り替えることもできます。
日本国内でGoogle検索の「Find My Phone」を利用する方法
前述したとおり、この機能は海外版のGoogle検索で公開されており、今のところ日本版のGoogle検索では利用することができません。
後日、日本版のGoogle検索でも利用可能になると思いますが、今すぐに利用する方法があるので紹介しておきます。
まず、Google検索にアクセスして、トップページの右下にある「設定」をクリックし、「検索設定」を選択します。
左に表示されているメニューにある「言語」をクリックして、「Googleサービスで使用する言語」にて「English」を選び、「保存」をクリックします。
この状態で「Find My Phone」と検索すれば、検索結果にマップが表示されるため、Androidデバイスマネージャの機能を利用することができます。
上で紹介した方法だと、Androidデバイスマネージャーを利用した方が速いので、検索パラメータに言語指定を加えた以下のリンク先を利用してもOKです。ブックマークしておくと便利ですね。
Google検索結果の「Find My Phone」でできること、便利になること
今回、Google検索に追加されたのは、あくまでもAndroidデバイスマネージャの一部の機能となっているため、今のところ利用できるのは「現在地の特定」と「着信音を鳴らす」という2つのみです。
本家のAndroidデバイスマネージャーでは、それらの機能に加えて「画面ロック」や「データの初期化」を利用することが可能です。
これまでAndroidデバイスマネージャーにアクセスして各種遠隔操作を行うには、Google Playにアクセスする必要がありました。Google検索で「Find My Phone」が利用できることによって、Google検索から緊急性の高い遠隔操作を行えるようになったことで、より便利に、安全に、Androidスマホを利用することができるかと思います。
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