今年夏に突然発表された「Androidデバイスマネージャ」は、地図上にスマートフォンやタブレットの現在地を表示したり、音を鳴らしたり、端末を初期化できるなど、スマートフォンを紛失した時や見当たらない時にとても便利なツールとなっています。
本日より「Androidデバイスマネージャ」のAndroidアプリがGoogle Playストアにて公開されたということで設定方法と使い方を詳しく解説したいと思います。
スマートフォンやタブレットにてAndroidデバイスマネージャーの初期設定を行う
まずは初期設定を行いましょう。Google設定アプリを起動して「Androidデバイスマネージャー」を選択して、2つの項目にチェックを入れます。
次に設定アプリを起動して「位置情報」を選択して位置情報をONにします。Android 4.4 KitKatではモードが選べますが、より詳しい位置情報を取得したい場合は高精度に設定しておきましょう。
初期設定はこれだけです!
Androidデバイスマネージャーの使い方
初期設定が終わったらGoogle Playストアから「Androidデバイスマネージャー」をダウンロードします。
アプリを起動するとこんな画面が表示されるので「同意する」をタップします。
すると同期しているGoogleアカウントに登録しているスマートフォンやタブレットが地図上に表示されます!
アカウントの切り替えは画面の上部をタップすることで切り替えが可能です。また、Googleアカウントに複数の端末を登録している場合は端末名をタップすることで切り替えることができます。
紛失したスマートフォンやタブレットの着信音を鳴らしたり、ロックしたり、データを消去する場合は端末名の下に表示される各アイコンをタップします。
各機能の詳細は以下のとおりです。
着信音を鳴らす | 最大5分間、音を鳴らすことができます。音量はスマートフォンやタブレットの設定に関わらずMAXの音量で鳴ります。音は電源ボタンを押すと止まります。 |
ロック | パスワードを変更または新たに設定して端末にロックをかけます。 |
データ消去 | 内蔵ストレージのデータが全て消去されます。SDカードなど外部メモリのデータについては削除されない場合があります。 データ消去後はAndroidデバイスマネージャーを使うことができなくなり、現在地の取得などができなくなるのでこれを使うのはスマートフォンやタブレットを紛失した時の最終手段にしておきましょう。 |
また、スマートフォンやタブレットの電源が切れていたり、ネットに接続されていない場合は地図上に表示されず、遠隔操作することができないのでご注意を。
アプリを利用する場合は2台以上のAndroidスマートフォンやタブレットを所有していないと紛失した端末を探すことができませんが、以下のウェブサイトにアクセスすることでパソコンでも利用できることができますよ
Androidを紛失した時はこれがないとどうにもできないのでまだAndroidデバイスマネージャーを使っていない方は必ず設定しておきましょう。
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