AndroidとMac間のファイル転送アプリ「Android File Transfer」がAndroid公式から消える
AndroidとMac間でファイルを転送するためのGoogle純正アプリ「Android File Transfer」がAndroid公式サイトから削除されました。
Android File Transferは、数バージョン前のMacで正常に動作せず、写真関係のアクティビティを強制終了させる必要がありましたが、Googleはこの不具合を放置していました。
クイック共有のMac対応に期待
Android File Transferは、MTPファイル構造をサポートするAndroidと、サポートしていないMacのギャップを埋めるためにGoogleが開発したアプリで、AndroidでMacを利用する筆者のような少し変わった人には重宝されていました。
ところが9to5GoogleはAndroidの公式サイトからリンクが消えてしまったと報告しています。
ただ単にリンクが消えただけでAndroid File Transferのページ自体は存在していてアプリは今もダウンロードできます。Androidのヘルプページからもリンクは消えていません。
なぜGoogleがリンクを消したのかはわかりませんが、記事の冒頭でも書いたようにMacにAndroidを接続するたびに「端末に接続できませんでした。端末を再接続または再起動してください。」と表示されるだけで数バージョン前から起動すら困難な状態でした(原因と対処方法はこちら)。
Googleは不具合を修正することもサポートすることもしていなかったので、Androidの公式サイトからリンクが消えた後にAndroid File Transferの公式ページがなくなっても不思議ではありません。
なお、Androidのファイル共有機能には、クイック共有(旧ニアバイシェア)があるものの、Mac向けのアプリは存在していません。9to5Googleも指摘するようにファイル共有にリブランディングされたことで、Mac向けのアプリが出てくるのかもしれませんがどうでしょうか。