Anker 733 PowerBankレビュー:MacBook Airも充電できる2in1モバイルバッテリー

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2022/12/01 22:46
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Anker 733 PowerBankレビュー:MacBook Airも充電できる2in1モバイルバッテリー

AnkerがUSB急速充電器とモバイルバッテリーを一体型にした1台2役のデバイス「Anker 733 PowerBank」を発売しました。

高い人気を誇る1台2役のPowerCore Fusionシリーズの後継機には、発売開始から長く完売が続いていたリップスティック型の「Anker 511 Power Bank」もありますが、今回レビューする「Anker 733 PowerBank」は倍となる10,000mAhの大容量バッテリーを搭載したハイエンドモデル。

Anker最高峰の充電技術「GaNPrime」対応によってMacBook AirなどノートPCも充電できる65W出力が可能です。

Anker Japan

最大65W出力+10,000mAhの大容量が片手サイズに

USB急速充電器とモバイルバッテリーを一体型にした1台2役のデバイスの弱点は充電時の出力が低いことです。iPhoneなどスマートフォンの充電であれば20W程度で十分ですが、MacBook ProなどハイスペックなノートPCを充電できず、結局は別で電源アダプタを持ち歩く必要があります。

その弱点を解消したのが「Anker 733 PowerBank」です。

縦長でサラサラな質感のマットボディ
縦長でサラサラな質感のマットボディ
PowerCore Fusion 10000と大きさを比較
PowerCore Fusion 10000と大きさを比較
持ち運びが便利な折りたたみプラグ
持ち運びが便利な折りたたみプラグ

USB急速充電器の出力は3倍超に

片手に収まるコンパクトボディに2つのUSB-C端子と1つのUSB-A端子を搭載。

USB-C端子はどちらも最大65Wの超高出力で、14インチのMacBook Pro/M1 Proに同梱されている電源アダプタやMacBook Air/M2を高速充電(30分間の充電で最大50%まで充電)するために必要な67W出力にかなり近い出力値です。

“同時”急速充電を実現するAnker最高峰の充電技術「GaNPrime」を搭載したことで、2ポート使用時も最大45W+15W出力で充電可能。高出力側のポートは従来機種の単ポート使用時の出力を遥かに上回っています。

試しにiPhone 13 ProとiPad Air(第5世代)を同時充電したところ、iPhone 13 Proは2時間、iPad Air(第5世代)は2.5時間でフル充電になりました。

充電器として使用時の出力
  • 単ポート使用時
    • USB-C1/C2:最大65W出力
    • USB-A:最大22.5W出力
  • 2ポート使用時
    • USB-C1+USB-C2:45W+20W
    • USB-C1/2+USB-A:45W+20W
    • USB-C2+USB-A:15W+15W
  • 3ポート使用時
    • 合計出力:65W

モバイルバッテリーとしてMacBook Airの充電も可能

モバイルバッテリーとして使用する場合でも最大30Wによる高出力充電が可能。iPhoneの高速充電はもちろん、MacBook Airも充電できます。

バッテリー容量は5,000mAhを2つ搭載した合計10,000mAhで、iPhone 13 Proを充電したところ2回フル充電可能。iPad Air(第5世代)は動画を見ながらでも70%まで充電できました。

本体のバッテリーはACコンセントだけでなく上段のUSB-C端子でも充電可能。

バッテリー使用時の出力
  • 単ポート使用時
    • USB-C1/C2:最大30W出力
    • USB-A:最大22.5W出力
  • 2ポート使用時
    • 15W+15W
  • 3ポート使用時
    • 全ポート:15W+15W+15W

発熱は心配なし。国際安全課規格準拠で安心

最大65Wという高出力が可能なUSB急速充電器+モバイルバッテリーを片手に収まるサイズで実現しているため、発熱が気になるところ。

Anker 733 PowerBankは、温度管理と出力制限によって接続機器を安全に保護する最新版の「アクティブシールド2.0」に対応することで、1秒あたり35回の温度計測を実施。本体の熱が規定の温度に達すると、電流・電圧の負荷を調整して過度な温度上昇を未然に防ぎます。

サーモグラフィカメラで充電中の表面温度を測定したところ、65W出力による単ポートおよび複数ポートを使用して同時充電しても50℃までは上がらないことを確認しています。モバイルバッテリーおよび充電器として使用する場合も同じでした。国際安全規格IEC 62368-1に準拠しているとのことで安全に使えるでしょう。

サーモグラフィカメラで充電中の表面温度を測定
サーモグラフィカメラで充電中の表面温度を測定
充電中の表面温度を計測

最も優秀な2in1モバイルバッテリーは?違いを比較

USB急速充電器とモバイルバッテリーを1台に集約したAnkerの2in1デバイスは以下の通りです。どれが自分に最適か、現在使用中のデバイスと比較して買い換える際に役立ててください。

733 PowerBank 521 PowerBank 511 PowerBank PowerCore Fusion10000 PowerCore III Fusion5000 PowerCore Fusion5000
デザイン
733 PowerBank
521 PowerBank
511 PowerBank
PowerCore Fusion 10000
PowerCore III Fusion 5000
PowerCore Fusion 5000
バッテリー容量 10,000mAh 5,000mAh 5,000mAh 9,700mAh 4,850mAh 5,000mAh
ポート数
  • 3ポート
    • USB-C x2
    • USB-A
  • 2ポート
    • USB-C x2
  • 1ポート
    • USB-C
  • 2ポート
    • USB-C
    • USB-A
  • 2ポート
    • USB-C
    • USB-A
  • 2ポート
    • USB-A x2
入力
  • AC
    • 100V-240V ~ 50/60Hz / 1.63A
  • USB-C1
    • 5V = 3A/ 9V = 2A/ 12V = 1.5A
  • AC
    • 100-240V ~ 50-60Hz / 1.5A
  • USB-C1/2
    • 5V ⎓ 2.1A
  • AC
    • 100-240V ~ 50-60Hz / 0.5A
  • AC
    • 100-240V ~ 50-60Hz / 0.7A
  • AC
    • 100-240V ~ 50-60Hz / 0.6A
  • AC
    • 100-240V ~ 50-60Hz / 0.5A
  • micro USB
    • 5V=2.1A
最大出力(単ポート使用時)
  • 充電器
    • USB-C1:65W
    • USB-C2:65W
    • USB-A:22.5W
  • モバイルバッテリー
    • USB-C1:30W
    • USB-C2:30W
    • USB-A:22.5W
  • 充電器
    • USB-C1:45W
    • USB-C2:45W
  • モバイルバッテリー
    • USB-C1:20W
    • USB-C2:20W
  • USB-C:20W
  • USB-C:20W
  • USB-A:12W
  • USB-C:18W
  • USB-A:12W
  • 充電器
    • 10.5W
  • モバイルバッテリー
    • 15W
合計最大出力(複数ポート使用時) 65W 18W 15W 15W 15W
充電技術
  • GaNPrime
  • ActiveShield 2.0
  • PowerIQ 3.0
  • GaNPrime
  • ActiveShield 2.0
  • PowerIQ 3.0
  • GaNPrime
  • ActiveShield 2.0
  • PowerIQ 3.0
  • GaNPrime
  • ActiveShield 2.0
  • PowerIQ 3.0
  • GaNPrime
  • ActiveShield 2.0
  • PowerIQ 3.0
  • GaNPrime
  • ActiveShield 2.0
  • PowerIQ
大きさ 約111x63x31mm 約71x60x31mm 約113x30x30mm 約82x82x35mm 約82x82x35mm 約72x70x31mm
重さ 約320g 約200g 約170g 約278g 約278g 約189g
販売価格 14,990円 8,990円 4,990円 5,990円 3,990円 3,590円
販売ページ

まとめ:長期の旅行や出張もこれ1台で

Anker 733 PowerBank
It's GOOOOD!!
  • バッグにすっぽりと入るコンパクトサイズ
  • 最大65Wの超高出力に対応
  • 2ポート使用時も最大45W+20Wの急速充電
  • モバイルバッテリーでも30W出力でMacBook Airを充電可能
TOUGH...
  • バッテリー残量がわかりにくいLEDインジケーター
  • 同時充電時の痒いところに手が届かない出力変動
  • 従来機種の2倍以上の価格

10,000mAhの大容量バッテリーを搭載したUSB急速充電器+モバイルバッテリーは、2021年1月に発売されたPowerCore Fusion 10000以来です。

最新技術「GaNPrime」によって従来機種の3倍以上となる最大65Wの超高出力に対応したことで、スマートフォンやタブレットだけでなく、MacBook Pro/M1、13/14/16インチも対応機種に。モバイルバッテリーとして使用する場合も30Wの高出力でMacBook Airも充電できます。

超高出力化によってノートPCまで充電可能になっただけでなく、USB-Cポートが1つ増えたことで“同時”急速充電も快適に。使用機器によっては長期の旅行や出張もこれ1台でこなせるでしょう。

また、従来機種のPowerCore Fusion 10000は、本体バッテリーの充電時に自重でACコンセントから少し抜ける現象が起きていましたが、Anker 733 PowerBankは奥行きが短くなったことで、安定感が大幅に改善されています。

不満は同時充電時にUSB-C1とUSB-C2の出力が固定されていること。例えば、USB-C1でiPhoneを充電し、USB-C2でMacBook Airを充電すると、MacBook Airは45Wではなく20W出力になります。

つまり、接続機器に応じて出力が変動しないため、ユーザーが出力を意識しながらデバイスを接続する必要があります(USB-C1には高出力を示すPCマークのアイコンがプリントされています)。

USB急速充電器とモバイルバッテリーの機能を兼ね備えた最新の2in1デバイス「Anker 733 PowerBank」は14,990円。現在使用しているPowerCore Fusionにパワー不足を感じる人、ノートPC用の充電器など持ち物を少しでも減らしたい人にオススメです。

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コメント
  • Anonymous
    4年前
    ac充電で何時間かかるか知りたいです♪
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