AppleはフルワイヤレスイヤホンAirPodsシリーズを4機種ラインナップしています。
ヘッドフォン型で最も高額な「AirPods Max」、好評のノイズキャンセリング効果が最大2倍に向上した「AirPods Pro(第2世代)」、新デザインでフィット感が大幅に向上した「AirPods(第3世代)」、最も安い「AirPods(第2世代)」の幅広い選択肢が用意されています。
2022年に最も売れたフルワイヤレスイヤホンのランキングにおいてトップ10に5機種が並ぶなど非常に好調ですが、1つのネックは2万円から始まる価格にあります。
Appleは低価格のフルワイヤレスイヤホンに対抗するため、さらに安いモデルの追加を検討しているようです。
AirPods(第3世代)の需要が弱く、低価格帯にテコ入れか
iPad Proの5G対応時期やiPhone 14 Plusの開発の遅れを正確に指摘したアナリストのJeff Puが、AirPodsの出荷台数が昨年比で1,000万台減少すると予想しています。
需要減の原因は、Ming-Chi Kuoも指摘していたようにAirPods(第3世代)の需要が弱いことと、Appleが2023年に新しいAirPodsをリリースしない可能性の2つです。
AppleはAirPods(第3世代)の需要が弱いことを予想していたはずです。後継機種の発売後もAirPods(第2世代)の販売を続けることがその証拠。旧モデルの販売を継続した理由は低価格帯の需要を逃さないためでしょう。
そこで、Jeff PuはAppleが低価格帯のAirPods Liteを開発していると報告しています。
AirPods Liteの存在については、以前から数回にわたって噂されていましたが、結局のところ実現しておらず、Jeff Pu以外が報じていないため、現時点での信ぴょう性は決して高いものではありません。
それでも発売から4年が経過しようとしている最低価格のモデルをAirPods Liteに置き換える動きがあっても不思議ではなく、逆にAirPods(第2世代)の販売を停止して最低価格を引き上げるとは考えにくいです。
Jeff Puは詳細を明かしていませんが、iPhoneやApple WatchにSEシリーズが存在するように、AirPodsにも旧デザインを採用しつつ中身をアップデートした低価格のSEモデルが存在しても良いはず。
また、同アナリストは、Apple Watch Ultraの後継機種において、画面サイズを1.92インチから2.1インチに大型化させるとともに、有機ELからマイクロLEDに移行することで画面の明るさを向上させる可能性が高いとレポートしています。
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