Appleがスペシャルイベントを開催し 「iPhone 15」 「iPhone 15 Plus」 「iPhone 15 Pro」 「iPhone 15 Pro Max」 と同時に販売を終了するモデルを発表しました。
今回、販売終了となったモデルはiPhone 12、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Pro Maxの3機種。
iPhone 13 miniの販売終了に伴い、要望の声は大きいながらも需要が少ない、難しいハイエンドコンパクト市場から完全に撤退したことになります。
2025年にはSEも大画面化か
Appleは2020年に最初のminiモデルとして5.4インチの小型ディスプレイを搭載したiPhone 12 miniを発表。
コンパクトスマホファンは歓喜したものの、すぐに販売不振が報じられ、翌年発売されたiPhone 13 miniを最後に新機種の発表がストップ。米Consumer Research Intelligence Partnersの調査によれば、一時期の販売シェアはそれぞれたったの3%しかなかったようです。
ここ数年においてスマートフォンのよく使われる機能は動画視聴やゲームなど、大画面が求められるものが人気でコンパクトモデルは選ばれにくい状況にあります。
その結果、Appleは2022年に6.7インチのビッグスクリーンを搭載したiPhone 14 Plusを発表し、今年は後継となるiPhone 15 Plusを発売するなどハイエンドコンパクトに需要がないことを認識したようです。
Appleはコンパクトハイエンドモデルから完全に撤退しましたが、しばらくはコンパクトミドルに位置付けられるiPhone SE (第3世代)の販売は今後も続きます。
それでも2025年にはiPhone SEシリーズも6.1インチのスクリーンを搭載すると報じられるなど、Appleはコンパクト市場からも完全に撤退しようとしています。
イベントで発表された今後のラインナップは4機種のiPhone 15シリーズに、iPhone SE (第3世代)とiPhone 14、iPhone 14 Plus、iPhone 13を加えた全8機種。ラインナップの見直しに伴い、販売価格も一部変更されています。
- iPhone 15:124,800円から
- iPhone 15 139,800円から
- iPhone 15 159,800円から
- iPhone 15 Pro 189,800円から
- iPhone 14:112,800円から
- iPhone 14 Plus:124,800円から
- iPhone 13:95,800円から
- iPhone SE (第3世代):62,800円から
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