Apple、9月のスペシャルイベントで新型iPhone・iPad Pro・MacBookを発表か
現地時間9月12日開催と予測されているAppleのスペシャルイベントでは、3機種の新型iPhoneをはじめとした多数の新製品が発表される可能性がある。
発表のラインナップには、2機種の新型iPad Pro、実質的なMacBook Airの後継機となる13インチのMacBook、そして昨年発表された純正のワイヤレス充電マット「AirPower」が含まれるかもしれない。
新製品モリモリのスペシャルイベントに
DigiTimesが業界筋から得た情報によると、Appleが来月開催するスペシャルイベントで3機種の新型iPhone、安価な新型MacBook、新しい11インチと12.9インチの新型iPad Proを発表するという。さらに、昨年、発表されたワイヤレス充電パッド「AirPower」の発売もようやく明らかにされるようだ。
新型iPhoneとAirPower
Photo by Mobile Fun
新型iPhoneは、噂どおり有機ELディスプレイを搭載した5.8インチモデルと6.5インチモデル、液晶ディスプレイを搭載した6.1インチモデルの全3機種が発表される。高機能・高価格な有機ELモデルではなく、低価格な6.1インチモデルがメインストリームになるという。
また、iPhoneやApple Watch、AirPodsを同時に3台充電可能なApple純正のワイヤレス充電パッド「AirPower」の発売日がようやくアナウンスされるようだ。販売価格は5,000〜6,000ニュー台湾ドル(日本円で18,000円〜21,000円)に設定されるとのこと。
新型iPad Pro
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顔認証「Face ID」やベゼルレスディスプレイなど、大幅なアップデートが期待される新型iPad Proは、従来の10.5インチモデルを置き換える新しい11インチモデルと12.9インチモデルがラインナップされるようだ。発売日は2018年第4四半期(10月〜12月)。
パッケージには急速充電に対応する新しいUSB Type-C端子の18W電源アダプタが同梱される。Appleは将来的にLightning端子をUSB Type-Cに移行するとの噂もあるが、DigiTimesの報道はそこまで言及していない。
なお、エントリーレベルの9.7インチ・iPadや7.9インチ・iPad mini 4の販売計画はないようだ。新型iPhoneには、6.5インチの巨大なディスプレイを搭載するハイエンドモデルがラインナップされ、「Apple Pencil」に対応するとの噂もある。iPad miniシリーズはついに役目を終えるかもしれない。
新型MacBook
新型MacBookは、MacBook Airの後継機とされる性能を抑えたエントリーレベルで13インチのディスプレイと14nmプロセスのKaby Lakeプロセッサを搭載する。販売価格は1,200ドル(日本での販売設定価格は12万円前後)とのこと。
もともとは2017年第4四半期に10nmプロセス・プロセッサを搭載してリリースする予定だったが、Interの製造工程に遅れが発生したことでAppleは採用するプロセッサを変更して発売が遅れたようだ。