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Apple Music、料金据え置きでハイレゾロスレスに対応か。アプリから発見される

Yusuke Sakakura

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ブログメディア「携帯総合研究所」を運営しています。学生時代に開設して今年が16年目。スマートフォンの気になる最新情報をいち早くお届けします。各キャリア・各メーカーの発表会に参加し、取材も行います。SEの経験を活かして料金シミュレーターも開発しています。

2021/05/15 9:33
Apple Music、料金据え置きでハイレゾロスレスに対応か。アプリから発見される

Appleが今月18日にプレスリリースで発表すると噂されている高音質版のApple Music

開発者などに先行提供されているベータ版のiOS 14.6からドルビーアトモスやドルビーオーディオ、ロスレスといったコードが新たに追加されたことがわかっていたが、新たにAndroidからハイレゾロスレスのヒントが見つかった。

24bit/192kHzのハイレゾロスレスに対応

現在のApple Musicはモバイルデータ通信で音楽を聴く時にギガ死/パケ死しないために高音質ストリーミングや通常ストリーミングをオフすることができるが基本的に音質を選ぶことはできない。ただ近い将来、現在の高音質ストリーミングよりもさらに音質の高いモードが追加されるようだ。

9to5GoogleがGoogle Playストアからダウンロードできるベータ版Apple Musicのアプリケーションを解析したところ、高音質モードを利用する際に表示される警告メッセージから高音質モードの存在が明らかになった。

発見された警告メッセージ
  • ロスレスオーディオファイルは、オリジナルファイルの細部まで保存されます。この機能をオンにするとデータを大幅に消費します。
  • ロスレスオーディオファイルは、デバイスの非常に多くの空き容量を使用します。約10GBは高音質で3000曲で、ロスレスで1000曲、ハイレゾロスレスで200曲
  • ロスレス・ストリーミングは、かなり多くのデータ通信が発生します。3分の楽曲では高音質で1.5MB、256kbpsの高音質では6MB、24bit/48kHzのロスレスでは36MB、24bit/192kHzのハイレゾロスレスでは145MB。楽曲やネットワークの状態、使用しているスピーカーやヘッドフォンの性能によって異なります。

この警告メッセージから明らかになったのはロスレスがダウンロードとストリーミングで提供されるということ。さらに、ストリーミングでは高音質、ロスレス、ハイレゾロスレスの3種類の音質が用意されるようだ。

加えて音源の圧縮には通常使用されているAACコーデックではなく、AppleのALAC(Apple Lossless Audio Codec)が使用されることも発見されている。

iOS 14.6からはロスレス以外にドルビーアトモスやドルビーオーディオが発見されていたが、Android向けのベータ版Apple Musicからは見つからなかったという。逆にiOSからはロスレスのみでハイレゾについての表記はなかった。

これまでの噂によればAppleは5月18日に高音質版のApple Musicを発表すると報じられている。料金は据え置きになるそうだ。また、同日にAirPods 3が発表されるといった情報もある。

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