Photo by Ryosuke Sekido
JR東海・JR西日本が10月23日(月)からApple PayのSuicaで「エクスプレス予約」が利用可能になると発表した。
エクスプレス予約は年末年始やお盆といった混雑時期などを含めて365日いつでもおトクな会員価格で東海道・山陽新幹線に乗車できるサービス。カンタンに新幹線を予約できる「スマートEX」よりもおトクに新幹線を利用できる。
iPhoneでおトクに新幹線に乗車、Apple Payがエクスプレス予約に対応
10月23日(月)の午前4時以降に公開される最新版のSuicaアプリにアップデートすると、アプリ内にエクスプレス予約の申込・登録できる項目が追加される。
Suicaアプリからエクスプレス予約に申込後、会員登録することで利用可能となる。なお、Apple PayのSuicaをEX予約専用ICカードとして利用できるため、iPhoneを駅の改札機にタッチして新幹線に乗車できるようだ。
「エクスプレス予約」と「スマートEX」の違いとは?
JR東海・JR西日本は先日「スマートEX」をスタートさせたばかり。スマートEXとエクスプレス予約にはいくつかの違いがある。
最も大きなところでは申込と登録。スマートEXはクレジットカードとSuicaなどの交通系ICカードを用意すればすぐに利用できるが、エクスプレス予約は専用のクレジットカードに入会する必要があるため、審査などで利用できるまでに時間がかかる。
また、スマートEXは年会費無料だが、エクスプレス予約は年会費1,080円が必要。乗車料金は、駅窓口での料金とほぼおなじで混雑時や列車種別によって料金が異なるスマートEXに対して、エクスプレス予約は1年中同じ料金となる。
さらに、乗車する際はスマートEXはSuicaなど交通系ICカードが必要、エクスプレス予約は専用のICカードが必要。ただ、どちらもiPhoneを改札にタッチして乗車することもできる。
旅行や出張などで新幹線を利用する機会が多い場合はエクスプレス予約がおトク、利用機会が少ない場合はスマートEXを利用することでカンタンに新幹線を予約できる。
コメントを残す