ASUSが展開するスマートフォンブランド「ZenFone」シリーズの最新機種となる「ZenFone 2」を発表しました。
世界初の4GBのRAMを搭載。デュアルSIM、デュアルActiveに対応した「Zenfone 2」
「ZenFone 2」は、2014年の第4四半期で150万台を販売し、日本でも楽天モバイルやDMM mobile、NifMo(ニフモ)などの格安SIMサービスを提供する事業社がオススメ機種としてコストパフォーマンスの高い「ZenFone 5」を販売するなど、馴染みのある「ZenFone」シリーズの最新機種となっています。
「Zenfone 2」のスペックは、ディスプレイに5.5インチのIPS液晶を採用。ディスプレイ周りのベゼル部は薄さ3.3mmで、画面比率は72%になります。解像度は1920×1080ピクセルのフルHDに対応します。
カメラは1300万画素のF値2.0、デュアルトーンLEDを搭載することで、正確な色味を再現して撮影ができるとのこと。フロントカメラには500万画素のF値2.0のカメラを搭載。バッテリーの容量は3000mAhと「ZenFone 5」から大幅に容量アップ。さらに、39分で60%の充電が可能な急速充電に対応します。
CPUは64ビットのクアッドコアを搭載。ZenFone 5ではSnapdragonを採用していましたが、64ビット対応にともなってインテル製のAtom Z3580を搭載しています。CPUが変わると操作性がガラリと変わるのですが、不安定にならないか少し心配ですね。
▼また、インテル化によって背面にはインテルのロゴがデカデカとプリントされております。
このほかにも高速なデータ通信が可能なLTE Category4とIEEE 802.11acをサポート。OSは最新のAndroid 5.0 Lollipopを搭載します。
個人的に惹かれたのは、SIMフリーモデルかつ2枚のSIMが挿入できるデュアルSIMをサポートしており、さらに、「デュアルアクティブ」にも対応しているところ。
通常、デュアルSIM対応の端末では、通信するSIMを画面上で切り替える必要がありますが、「ZenFone 2」はデュアルアクティブをサポートすることにより、通信するSIMを切り替えることなく、2枚のSIMでの同時通信が可能になります。挿入できるSIMカードのサイズは両方ともmicroSIMとのこと。
また、「ZenFone 2」では、仕様の異なる2モデルラインナップとなっています。上記であげたスペックが共通部分で、CPUとRAMに性能差があり、199ドルで販売されるモデルのクロック数は1.8GHz、RAMは2GBになります。一方、ハイスペックのモデルは価格は不明ながらも、CPUのクロック数が2.4GHz、RAMはスマートフォンとして世界初の4GBを搭載しています。
シンプルで使いやすく評価の高いASUS独自の「ZenUI」はデザインが刷新。機能面でもディスプレイのサイズが大きくなったことで新たに「片手操作モード」が追加されます。
ZenFone 2の詳細スペック一覧
OS | Android 5.0 Lollipop |
サイズ | 152.2×77.2×10.9mm (最薄部3.9mm) |
重さ | 170g |
ディスプレイ | 5.5インチ / IPS液晶 / フルHD(1920×1080ピクセル)/ ゴリラガラス3 |
カメラ | 1300万画素、F値2.0、デュアルトーンLEDライト / 500万画素、F値2.0 |
バッテリー容量 | 3000mAh (急速充電に対応) |
CPU | Intel Atom Z3580 クアッドコア / 64bit / 1.8GHzまたは2.4GHz |
RAM | 2GB / 4GB |
保存容量(ROM) | 16GB / 32GB / 64GB |
外部ストレージ | microSD(最大64GBまで対応) |
通信規格 | IEEE 802.11ac / Bluetooth 4.0 / NFC / LTE Cat4 |
対応バンド | FDD LTE: 1/2/3/4/5/7/8/9/17/18/19/20/28/29 TDD LTE: 38/39/40/41 |
ボディカラー | Osmium Black / Sheer Gold / Glacier Gray / Glamor Red / Ceramic White |
▼ZenFone 2公式サイト
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