KDDIが携帯電話の電話番号を変更せず、auやUQ mobileからほかの通信事業者にのりかえできるMNPを利用する際に必要なMNP転出手数料を4月1日に廃止することを発表した。
携帯電話市場における競争環境の整備に向けて発表された総務省のアクションプランでは、ウェブ受付時は無料、店舗は1,000円以下との方向性が示されていたが、KDDIは全窓口で廃止する。
主要3キャリアがのりかえ手数料を廃止
KDDIが廃止するのはauおよびUQ mobileから他事業者にのりかえる際に発生する3,000円のMNP転出手数料。auショップなどの店頭、ウェブ窓口、お客さまセンターといったすべての窓口で手数料を廃止する。
2021年3月31日以前にMNP予約番号を取得した場合でも4月1日以降に転出すれば手数料はかからない。
のりかえ手数料の廃止はソフトバンクとワイモバイルがいち早く完全無料化を発表。ドコモは4月1日から提供を開始する新料金プランの発表と共に手数料の廃止を発表した。
なお、KDDIは今月中に新料金プランを発表すると予告済み。
使い放題の無制限プランに加えて、ドコモが月額2,980円・20GBで提供する「ahamo」やソフトバンクが月額・20GB+LINE使い放題で提供するSoftBank on LINEの対抗プランの発表も報じられている。
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